現在約1万5000のゴルフ場があると言われているゴルフ大国アメリカは、2位の日本を1万3000以上引き離しぶっちぎりの1位。
メジャー大会の開催コースからバケーション向けのコースまで、アメリカで人気のコースを紹介。
Whistling Straits
ウィスリング・ストレーツ(アメリカ)
アメリカ中西部でNo.1の2021年ライダーカップ開催コース
まるで海のようなミシガン湖に面したウィスリング・ストレーツ。ピート・ダイの設計で、世界のトッププロたちも舌を巻く難度を誇るが、美しい景色を眺めれば大満足のラウンドに。
コーラーリゾートCEOのハーバート・コーラー氏の顔をモチーフにしたロゴマーク。
● コース/7790ヤード・パー72(パブリック・リゾート)
● 芝/ベント、フェスキュー
● 料金/320~545ドル(約3万5000円~6万円)
● 住所/N8501 Lakeshore Rd. Sheboygan, WI 53083 U.S.A.
● HP/www.americanclubresort.com/golf/whistling-straits
● 備考/過去、全米プロ、全米シニアオープンなどが開催されたチャンピオンシップコース。パブリックコースだが、リゾート内のホテル(アメリカンクラブなど)に宿泊しなければならない(お得なパッケージあり)。ストレーツコースの他、アイリッシュコースもある。ミルウォーキー市街から車で約1時間。
数えきれないほどのバンカーが特徴
ウィスリング・ストレーツは過去、「全米プロ」や「全米シニアオープン」が開催され、来年9月には延期された「ライダーカップ」が開催されることになっているウィスコンシン州の本格チャンピオンシップコースだ。
海のようなミシガン湖沿いに2マイルに渡って広がり、曇りの日にはまるでスコットランドにいるかのような荒涼としたリンクスコースが広がる。
無数のバンカーも特徴的で、数える人によって1000個ともそれ以上とも言われるが、ウエストエリアと呼ばれるバンカーではない砂地もあり、紛らわしい場合もあるので注意。
以前、ダスティン・ジョンソンが小さなバンカーをウエストエリアだと勘違いし、ソールして打ったがために罰打を課され、優勝争いから脱落したこともある。
Text/Jeff Babineau, Eiko Oizumi