コース数も少ないゴルフ発展途上国が多い中東・北アフリカエリアは、現代の主流であるモダンで美しいコースが多い。
歴史のあるコースもあり、新旧入り交じった独特のゴルフ文化が魅力のゴルフ場を紹介。
Awali Golf Club
アワリ・ゴルフクラブ(バーレーン)
ペルシャ湾岸で最古のゴルフ場
ティーイングエリアにはコンクリートの上に人工マットが敷かれている。
1937年1月に開場。今年で83周年を迎える歴史的コース。
●コース/6685ヤード·パー70(パブリック)
●料金/BD10(約3000円)
●住所/St.Christpher’s School Awali, Awali Bahrain
●HP/www.awaligolfclub.com
●備考/バーレーンの首都マナーマから約30分の場所に広がる歴史あるサンドコース。フェアウェイからは人工マットの上から打ってもいい。グリーンはオイルで固めた砂地。1937年オープン。
1937年1月、バーレーンにアワリGCが開設された。18ホールのサンドコースで、バーレーン、いやペルシャ湾岸では初のゴルフ場である。
フェアウェイやティーイングエリアでは人工マットの使用が認められ、グリーンはオイルサンド。
ボールを打った後は砂地のグリーン上にパットの軌跡がついてしまうため、グリーンサイドに用意されている整地用ブラシでならすのがマナーだ。中東にはこのようなサンドゴルフ場がいくつもある。
Text/Joy Chakravarty, Eiko Oizumi