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【話題の秀逸ギア・リサーチ&レポート】社会人ゴルファーの人気ギアは、これだ!

ゴルフ・グローバルギアリサーチ!
上手い大人ゴルファーたちは、一体どんなギアを使っているのだろうか? 
ナショナルブランドから、ヘッドパーツ、メーカー、シャフトはカスタム!?……。

道具に強いこだわりを持つ彼らのギアランキングは、ぜひ参考にしたい。

2019日本ミッドアマ129名の使用クラブランキングから社会人ゴルファーの人気ギアを探る。

ドライバー -Driver-

市場での人気モデルが、トップミッドアマからも支持!

2019年を代表するヒットモデルが順当にモデル別1位を分け合うかたちとなった。

M5、G410 LSTともにツアーシーンでも使用率が高く、ミッド世代からの評価は妥当と言えるが、一般アマチュアにも人気ということで、大ヒットとなっている。

エピックフラッシュ・サブゼロは、やはり「ここぞ! の一発」に定評があり、モデル別3位に入っている。

パーツメーカーではアストロツアーの新作V Ⅳをリリースしたマスターズが地元関西の選手を中心に使用者を獲得していた。

テーラーメイドM5

ピンG410 LST

●モデル別ランク

1 テーラーメイドM5 10
1 ピンG410 LST 10
3 キャロウェイ・エピックフラッシュ・サブゼロ 9
3 ダンロップ・スリクソンZ785 9
5 ピンG410プラス 6
5 ホンマTW747 460 6
7 ピンG400 LST 5
7 フォーティーンCT518 5

●メーカー別ランク

1 テーラーメイド 25
2 ピン 22
3 キャロウェイ 15
4 ホンマ 12
5 ダンロップ 11
6 ブリヂストンゴルフ 9
7 フォーティーン 7
8 マスターズ 6

ドライバーシャフト -Driver Shaft-

ただの流行りではなく、振りやすさがウケたTENSEI

PGAツアーから流行り出したTENSEIのプロオレンジが、満を持して日本市場に投入されると、ピンのドライバーのカスタムシャフトにもエントリーされ、一気に使用者を拡大していった。

手元側に重量を持たせた、いわゆるカウンターバランスのシャフトで、大型ヘッドの振り抜きの悪さを解消し、ボールも程よくつかまってくれると、モデル別1位に輝いた。

2位にランクインしたヴィザードFPは手元調子の粘り系で、ホンマユーザーのほとんどがこのモデルだった。

三菱ケミカル・TENSEI CKプロオレンジ

ホンマ・ヴィザードFP

●モデル別ランク

1 三菱ケミカル・テンセイCKプロオレンジ 12
2 ホンマ・ヴィザードFP 9
3 グラファイトデザイン・ツアーAD PT 8
4 フジクラ・スピーダー・エボリューションⅣ 6
5 ピン・ツアー 5
5 三菱ケミカル・クロカゲXT 5

●メーカー別ランク

1 グラファイトデザイン 29
2 フジクラ 26
2 三菱ケミカル 26
4 ホンマ 12
5 クレイジー 7
6 ピン 6

アイアン -Iron-

アスリート御用達のスリクソンが、アイアン部門を制す!

ダンロップがモデル別、メーカー別の両部門を制する結果となった。

アイアンは30年前のモデルであっても形状変化が少ないために、機能的にも変わっていない印象を与えるが、それは大きな間違いだ。

メーカーは、形状を変えずに性能を上げることに注力しているのだ。

軟鉄キャビティモデルがアスリートには人気だが、トゥ側やソールにタングステンを入れたり、バックフェースに振動を抑える素材を用いたり、フィーリングと打ちやすさという進化を、しっかりと遂げているのである。

ダンロップ・スリクソンZ785

ブリヂストンゴルフ・ツアーB X-CB(2016)

●モデル別ランク

1 ダンロップ・スリクソンZ785 9
2 ブリヂストンゴルフ・ツアーB X-CB(2016) 7
3 フォーティーンTC920 5
4 ブリヂストンゴルフ・ツアーB X-CB(2018) 4
4 ホンマTW747V 4
4 ホンマTW747Vx 4

●メーカー別ランク

1 ダンロップ 23
2 ブリヂストンゴルフ 19
3 ホンマ 12
4 ミズノ 11
5 フォーティーン 10
6 キャロウェイ 9

アイアンシャフト -Iron Shaft-

DG&NSの一騎打ち!モデル別1位はツアー120(X)に軍配!

アイアンシャフトは、今やダイナミックゴールド(DG)とモーダスの2強と言っても過言ではない。

元調子の粘り系スチールで独壇場だったDGに、待ったをかけたのが、日本シャフトの肉厚調整加工技術が生んだモーダス3ツアー120だった。

極端に高い先端剛性と極端に低い中間剛性という今までになかった組み合わせで、スイングタイプを選ばない打ちやすさを実現したモデルだ。

このモデルがツアーはもちろん、市場でも評価され、標準シャフトに採用されたことも使用率増の要因だ。

NSプロ・モーダス3ツアー120(X)

DG TI-S200

●モデル別ランク

1 NSプロ・モーダス3ツアー120(X) 14
2 DG TI-S200 9
3 DG-S200 8
3 NSプロ・モーダス3システム3ツアー125(X) 8
5 DG TI-X100 7
5 DG120-S200 7

●メーカー別ランク

1 トゥルーテンパー 49
2 日本シャフト 42
3 グラファイトデザイン 11
4 FST・KBS 5
4 USTマミヤ 5
4 フジクラ 5
4 ホンマ 5

フェアウェイウッド -FairwayWood-

テーラーメイド強し!他を寄せ付けない人気!

元々、FWには定評があったテーラーメイドだが、RBZ登場から一人勝ち状態が続いている。

上位7モデルの中に4機種がランクイン。
しかも1位は17年モデルで、このクラブから替える必要性を感じていないことの裏返しと言える。

競技ゴルフで、マネジメントを考えた時に重宝するFWは、しっかりと距離を出しながらポジショニングできるクラブとして、今や必須のクラブだ。

テーラーメイド M2(2017)

ダンロップ・スリクソンZ F85

●モデル別ランク

1 テーラーメイドM2(2017) 10
2 ダンロップ・スリクソンZ F85 8
3 テーラーメイドM2(2016) 7
3 テーラーメイドM5 7
3 ホンマTW747FW 7
6 テーラーメイドM4 6
6 ピンG410 6

ウェッジ -Wedge-

根強いフォーティーンの支持率

昨年のミッドアマのように、高速グリーンのコースでスコアを作り上げるには、アプローチショットが普段以上に重要になる。

ランニングアプローチだけではなく、ロブショットのように上から落としたり、スピンで止めたりとショットのバリエーションが必要になる。

ランキング上位には、まさに状況を選ばないオールマイティなタイプが入っている。

フォーティーンRM-22

タイトリスト・ボーケイSM7-M

●モデル別ランク

1 フォーティーンRM-22 12
2 タイトリスト・ボーケイSM7-M 9
3 ホンマTW-W 8
4 フォーティーンFHフォージドV1 7
5 ブリヂストンゴルフ・ツアーB XW-1 5

※最もロフトの寝ているモデルでカウント

パター -Putter-

オデッセイ強し!インサートモデルに人気が集中

マレットタイプに人気が集中しているように思えるが、このランキングでカウントされたパターは実に101種類。

選手の数は129人なので、ほとんどの選手が違うモデルを選んでいることが分かる。

もちろんブレードタイプも多く、どちらが人気とも言えない。それだけ、好みの分かれるのがパターというクラブなのだ。

テーラーメイド・スパイダー・ツアーレッド

オデッセイ・ストロークラボTEN

●モデル別ランク

1 オデッセイ・ストロークラボTEN 5
1 テーラーメイド・スパイダー・ツアーレッド 5
3 オデッセイ・ホワイトホット2ボール 3
3 オデッセイ・ホワイトホット2ボールブレード 3

ボール -Ball-

スリクソンが1位に! ホンマもジワジワと使用者を増やす!

ウレタンカバーのツアーボールで、ダンロップ、ブリヂストン、タイトリストの3社では、ディスタンス系のモデルが1〜3位にランクイン。

4〜6位はスピン系モデルで、きれいに分かれる形となった。

彼ら競技ゴルファーたちは、飛距離に重きを置いた上でスピン性能を求める傾向にあるようだ。

ダンロップ・スリクソンZスターXV

ブリヂストンゴルフ・ツアーBX

●モデル別ランク

1 ダンロップ・スリクソンZスターXV 41
2 ブリヂストンゴルフ・ツアーB X 24
3 タイトリスト・プロV1x 18
4 タイトリスト・プロV1 12
5 ブリヂストンゴルフ・ツアーB XS 10
6 ダンロップ・スリクソンZスター 8

取材/2019日本ミッドアマチュアゴルフ選手権(武蔵CC笹井コース)

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