男女同地・同賞金で開催のユニークな大会
ISPSハンダVICオープンは、欧州男子ツアー、豪州ツアー、米LPGAツアーの共催で行なわれている世界でも類を見ない大会。
男女とも同じ賞金総額で争い、コースも同じ、ティーイングエリアが異なるだけという男女平等の試合だ。
今回は、中堅の復活優勝と若手の初優勝という劇的なフィナーレとなった。
男子優勝(左)
ミンウー・リー(オーストラリア)
1998年7月27日生まれ。
姉は米LPGAメンバーのミンジー・リー。全米ジュニアアマで優勝するなど、アマチュア時代から活躍し、一昨年プロ転向。ISPSハンダVICオープンで欧州ツアー初優勝を挙げた。
ISPS総裁(中央)
ジョン・キー氏(元ニュージーランド首相)
女子優勝(右)
パク・ヒヨン(韓国)
1987年5月24日生まれ。
アマチュア時代は韓国ナショナルチームメンバー。プロ転向後は米ツアーメンバーとして本格参戦。米ツアー3勝、世界で通算10勝。昨年末に一般韓国人男性と結婚。
ISPSアンバサダーのミンウー・リーが欧州ツアーで初優勝!
男子は豪州パース出身のミンウー・リーが欧州ツアー初優勝。
女子はプロ入り16年目のベテラン、韓国のパク・ヒヨンが6年ぶりにLPGAツアー優勝を飾った。今年は豪州勢が世界中で優勝する傾向が強いが、彼もまたその中の一人に名を連ねた。
またパク・ヒヨンは昨年末にシードを奪還。一度は諦めかけたツアー人生を、今回の優勝で再びたぐり寄せた。
姉のミンジー・リー(右)の見守る中、欧州ツアーで初優勝したミンウー・リー(左)。
【男子最終成績】
1 | ミンウー・リー | -19 |
2 | ライアン・フォックス | -17 |
22 | 谷原秀人 | -7 |
【女子最終成績】
1 | パク・ヒヨン | -19 |
2 | リュウ・ソヨン他 | -17 |
3 | ミンジー・リー他 | -7 |
39 | 山口すず夏 | 5 |
予選落ち/河本結、横峯さくら、上原彩子、野村敏京、杉原彩花、笹生優花
【開催日・ゴルフ場】
2020年2月6〜9日
13th Beach GC(オーストラリア 南オーストラリア州)