ゴルフは他のスポーツに比べてワイドオープンな敷地で行ない、自分自身の道具でプレーすることから比較的ウイルス感染拡大の危険が少ないとされている。
塞ぎ込みがちな日々の生活から逃れ、健康維持やストレス解消のためゴルフをすることは悪いことではないが安全にハッピーにゴルフを楽しむために覚えておきたい対策法をお伝えしよう。
1)頻繁に手洗い・消毒
今ならどのゴルフ場も消毒薬、あるいは除菌スプレーなどを設置しているだろうが、これらを頻繁に使用し、手洗いにつとめよう。
石鹸でよく手を洗い、少なくとも20秒はしっかり水洗いすることが大切だ。ウイルスがついた手で顔や口元を触ることを避けるため、マスクをすることも防止には繋がるが、何よりも手洗いが効果的だ。
2)道具の貸し借りはしない
他人と道具を共有すれば、そのぶん、感染拡大のリスクは高まる。ゴルフ仲間とのクラブなどの貸し借りや、ゴルフ場の貸クラブでプレーするのもやめよう。
3)できればカートは1人1台
日本では4人乗りのカートが普及しているので難しいかもしれないが、カートは1人1台使用することが欧米諸国のゴルフ場では推奨されている。
数名でハンドルを握ることでウィルスが感染する恐れがあり、また乗り合う人との間隔が狭いため、飛沫感染も無視できないからだ。
また、できるだけ人との接触を避けるため、キャディなしのセルフプレーも望ましいとされている。
4)ピンは挿したままホールアウト
最近ではルール変更後、ピンを挿したままパッティングする人が増えてはいるが、今この時期だからこそ、このピン挿しパットがオススメ。
ピンを触ることもウイルス感染拡大の恐れがあるからだ。
5)人との距離を取る
欧米諸国では「ソーシャルティスタンス(社会的距離)」を取るよう言われているが、その距離は約2メートル。
広いゴルフ場でプレーするゴルフは、他のスポーツに比べて人が接近しなくても楽しめるが、ティーイングエリアやグリーン上などは特に気をつけよう。
6)握手はせずエルボータッチで
ウイルス感染拡大を防ぐためには徹底的に他人との接触を避けなければならない。
欧米諸国ではプレー後に握手やハグなどで挨拶を交わすことが多いが、これはNG。
最近ではヒジとヒジで「エルボータッチ」などが流行っているそうだ。
その他、気をつけること
そもそもコース自体をクローズしているところもあが、もしオープンしていても各自が細心の注意を払って他人との接触、間接接触を避けることが大切だ。
練習場での練習も避けた方がいい、という専門家もいる。
また、海外渡航歴のある人や、体温が37度以上ある人は来場を拒否される場合もあるので、事前にコースのHPなどをチェックしておこう。
昼食なしのスループレーも推奨されている。