• 国境や人種を超えたスポーツの力とゴルフの愉しさをすべての人に。
  1. ホーム >
  2. ギア特集 >
  3. ジャスティン・トーマスと作り上げたブレードパターに近いマレッ...

ジャスティン・トーマスと作り上げたブレードパターに近いマレット

2021 Scotty Cameron NewPutters fromU.S.A

スコッティ・キャメロンがジャスティン・トーマスと作りあげたブレードパターに近いマレット

スコッティ・キャメロンの今年の新作パターはゴルファーなら誰もが気になるところだが、先日「プレーヤーズ選手権」で優勝したジャスティン・トーマスと2017年からコラボで作りあげたマレット型パター「ファントムX5.5」が新発売された。

そこで米ツアー会場でキャッチした新作パターの情報をご紹介しよう。

©Getty Images

ジャスティン・トーマス

ファントムX5.5のプロトタイプで第5のメジャー「プレーヤーズ選手権」優勝!

ツアーレップがファントムX5.5について説明してくれた。

©Eiko Oizumi

NEW PHANTOM X シリーズ(下)

©Eiko Oizumi

ハイテクだが美しいスコッティ・キャメロンのマレット型パター「ファントムXシリーズ」にニューモデルが誕生。

特に新しいファントムX5.5は、ジャスティン・トーマスとキャメロンが共同制作をしたモデル。

トーマス本人が使用しているプロトタイプとはまったく同じではないが、短いスラントネックとなっており、慣性モーメントが高く、構えやすい。

“マレットパターの長所を持つ、ブレードパターのような、打感のパター”だ。

303ステンレスをフェース面、ボディに使い、ソールのプレートにはアルミ、ウェイトにはステンレスを使用している。

このプロトタイプを使用し、「ジェネシス招待」でマックス・ホーマが優勝した。

2020年TIMELESS & MASTERFULセレクトシリーズ(上)

2年に1度発売される、人気の「セレクトシリーズ」。

昨年発売された「タイムレス」と「マスターフル」のブラック仕上げが「ソニーオープン」で初登場。

ツアープレーヤーの希望により作られた、ツアーオンリーのカラーだ。

フェース面のミーリングを変えることで、打感や音がよくなり、構えた時のルックスがよりクラシカルになったという。

色違いだが、タイガー・ウッズ、セルヒオ・ガルシア、松山英樹、ポール・ケーシーらが「タイムレス」を、デービス・ラブⅢが「マスターフル」を使用している。

©Eiko Oizumi

カリスマ・パターデザイナー
スコッティ・キャメロン

25年以上に渡り、パターのトップデザイナーとして活躍。世界のトッププロたちがこぞって彼のパターを使用し、30以上のメジャー大会を含め、何百もの優勝に貢献している。こだわりの素材やデザインで、プロアマ問わず、世界のゴルファーたちを魅了。

O嬢発見!

スコッティ・キャメロンのヘッドカバーにアダムだけの特別の仕掛けが・・・

©Eiko Oizumi

僕のサインも入ってるんだ!気に入ってるよ

©Eiko Oizumi

フラガールが描かれた、スコッティ・キャメロンの2021年ハワイモデル。シックな赤がクラシック感を漂わせる。

毎年、ハワイ開催のトーナメント用に作成される、S・キャメロンの特製ハワイアンヘッドカバー。

今年のカバーもフラガールがデザインされているが、色合いはクラシカルなレッドで、選手たちにも好評だった。

さて、アダム・スコットのヘッドカバーだけに施された仕掛けがあるとツアー担当が教えてくれたので、本人に見せてもらった。

なんと本人の名前とサインが入った特別仕様になっているではないか!

これは他の選手にはないサービス。
彼だけが長尺マレットを使用しているため、その形に合うヘッドカバーは1個しか作成しないので、ついでにオウンネーム仕様にしてあげたと言うわけだ。

これはレアなお宝だ!

Text & photo/Eiko Oizumi
Tournament/Sony Open in Hawaii

関連する記事