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ジュニア教育に力を注ぐアゼルバイジャンの次世代ゴルフクラブ「ドリームランドゴルフクラブ」

【2015年オープン】

ドリームランドゴルフクラブ
Dreamland Golf Club

©Dreamland Golf Club

設計はアメリカのシンシア・ダイ(ダイデザイン)。首都バクーにできた最初で唯一のゴルフ場で、カスピ海に近い。7478ヤード、パー72の本格チャンピオンシップコース。3月初旬から年末までがゴルフシーズン。全9ホールのショートコースもあり、ゴルフアカデミーも有する。
https://www.dreamlandgolfhotel.com

©Dreamland Golf Club

ドリームランドGCのオープンの際は、コリン・モンゴメリーも招待され、始球式を行なった。また、ジュニアゴルファーのためのクリニックも実施。

©Dreamland Golf Club

ホテル内の明るく快適なレストラン。アゼルバイジャン料理だけでなく、世界中の料理が楽しめる。

©Dreamland Golf Club

中庭、あるいはゴルフ場を望む1ベッドルーム(デラックスコンフォートルーム)。

©Dreamland Golf Club

ドリームランドリゾート内のホテル(スーペリアコンフォートルーム)からコースを望む。

ジュニア教育に力を注ぐドリームランドGC

2014年にオープンしたナショナル・アゼルバイジャンGCクバに続き、翌2015年に首都バクーにオープンしたのが「ドリームランドGC(以下DGC)」だ。

カスピ海の近くに位置し、バクーが「風の街」として知られているように、カスピ海からの風がコースに吹き付けるため、風がハザードとなり難易度を上げている。
メンバーコースだが、ビジターもプレーは可能。
メンバーのほとんどが国外からの駐在員で、3月初旬から年末までがゴルフシーズンだ。
豪華なクラブハウス内ではクラブフィッティングなどのサービスも受けられ、美味しい食事も楽しめる。
また、ゴルフ場の隣にはホテルもあり、ショッピングモールで買い物もできる。

このコースは特に、ジュニアの教育に注力しており、施設内にはゴルフ・アカデミーや9ホールのショートコースも擁する。
ゴルフ連盟はまだ発足していないため、DGCがNAGCや企業に働きかけ、若者にゴルフに興味を持ってもらおうとジュニアプログラムを開始している。
すでにいくつかのジュニア大会を開催しており、将来有望なジュニアゴルファーも誕生しつつあるようだ。

Text/Susanne Kemper

スザンヌ・ケンパー (スイス)

オーストリア国籍、スイス在住。20年以上に渡って米国、欧州を中心に世界中を旅しながら、ゴルフ誌やライフスタイル誌に寄稿。5ヶ国語を操る。

Photo/Getty Images, Azerbaijan Tourist Board, National Azerbaijan Golf Club, Quba Palace Hotel

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