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ブルックス・ケプカの弟は35位発進。チャーリー・ハルはイーグル奪取も27位発進。

【北アイルランド】ISPSハンダが今年から開催している男女共催のヨーロピアン・チャレンジツアー「ISPSハンダ・ワールドインビテーショナル」の第1ラウンドが、ガルゴルムキャッスルGC(バリーミナ・男子パー70、女子パー73)とマゼリンGC(アントリム・男子パー70、女子パー72)で行われ、男子はクレイグ・ロス(スコットランド)がガルゴルムを回り、6バーディ、ノーボギーの64(通算6アンダー)で単独首位に。女子はエレノア・ギブンス(英国)がガルゴルムを回り、7バーディ、1ボギーの67(通算6アンダー)で単独首位に立った。

「今日は最初の方でグリーンを外してしまうこともあったが、うまく寄せワンでしのげた。後半は6ホールのうち5ホールでバーディが取れるなど、バーディパットが入ってくれた。もっとみんな伸ばしてくるかと思ったけど、4アンダーがトップとはちょっと驚いた。明日は天気があまりよくなさそうだから、厳しい1日になると思うけど、今日と同じようにプレーしたい」

とロスが語ると、ギブンスは

「今日の自分のプレーには、とても満足している。非常に手堅いゴルフができた。何本かのクラブは初めて使ったクラブだけど満足しているし、今週末も楽しみ。ただひたすら我慢して、できるだけステディにプレーできるよう頑張る」と語った。

エレノア・ギブンス

 また、世界ランク1位のブルックス・ケプカの弟、チェイス・ケプカ(米国)はマゼリンGCを69(通算1アンダー)で回り、首位と5打差の35位タイ、ISPSアンバサダーのチャーリー・ハル(英国)は、1イーグル、1バーディ、1ボギー、1トリプルボギーと波のあるラウンドで73(通算1オーバー)で第1ラウンドを終了した。

チェイス・ケプカ

 チャーリー・ハルは、エビアン選手権、全英女子オープン、スコティッシュ女子オープンに続く5連戦目。「連戦で疲れているのかも」と足早にコースを後にした。また、チェイス・ケプカは「プレーはまあまあ。今朝、ブルックスと連絡を取り合い、互いに励ましあったよ」と語った。戦う場所はアメリカとヨーロッパで時差もかなりあるので、綿密な連絡は取りづらいが、時々こうして電話で話したり、テキストメッセージをやりとりしたりしているという。「僕は兄のようにトレーニングをあそこまではやらないね。彼は昔からパットがうまくて、メンタルがとても強いんだ。でもあそこまで強くなるとは思わなかったよ。兄も昔はヨーロピアンツアーに出ていたけど、僕も彼の後を追って、チャレンジツアーからヨーロピアンツアーにまずは戻り、その後で米ツアーに行けたらいいと思う」
ハルもケプカも明日は、マゼリンよりも難易度が高いと言われているガルゴルムキャッスルGCでプレーの予定。悪天候が予想されており、天候がスコアに大きく影響しそうである。

チャーリー・ハル(ISPSアンバサダー)

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