昨年、63歳でマスターズ最年長・予選通過を果たした衰え知らずのマスターズチャンピオン!
ランガー流 「マスターズ」の楽しみ方!
今年の「マスターズ」では、メルセデスベンツのラグジュアリーSUVの最高峰「GLS」が貸与され、ランガーは自らハンドルを握りコースへ向かった。
2017年には米チャンピオンズツアーで年間7勝を挙げるなどシニア界で圧倒的な強さを誇るベルンハルト・ランガー。
彼は昨年の「マスターズ」で63歳にして予選通過を果たし、史上最年長記録を樹立した。
そんな彼はメルセデス・ベンツ・ブランドアンバサダー。
「マスターズ」のインターナショナルパートナーを務めるメルセデス・ベンツとともに「マスターズ」の歴史を刻んでいる。
ベルンハルト・ランガー
ケガを克服して「マスターズ」に出場
今年で「マスターズ」38回目の出場を果たしたベルンハルト・ランガー。ドイツ人で唯一のマスターズチャンピオンだ(1985年・1993年の2回優勝)。
ドイツ、1957年8月27日生まれ・63歳。
175cm、72kg。米ツアー3勝、米シニアツアー41勝(歴代2位)、欧州ツアー42勝の他、世界で40勝。世界ゴルフ殿堂入り選手で、「マスターズ」には2回優勝している。
メルセデスベンツ・アンバサダー。
オーガスタナショナルGCのクラブハウスへと続く、マグノリアレーン。大会期間中は選手たちはこの道のドライブを楽しんでいる。
メルセデスベンツGLSでマグノリアレーンを走る気分は最高!
――昨年は11月、今年は例年通りに4月に開催された「マスターズ」ですが、4月の方がご自分の経験を活かしたプレーがしやすかったですか?
グリーンは、昨年11月よりもかなり硬かったね。昨年はウェットでソフトだったから。
でも4月はトーナメントにとってはいい時期だろう。ライグラスがすっかり生えそろって、美しい。
今年で38回目の出場だったけど、世界の最高の選手たちと戦うのは楽しいよ。
――残念ながら今年は予選落ちでしたが……
自分の知識と経験を生かしていいプレーがしたかったが、今回はパッティングがひどかったね。初日はショットの緩みもあったし。
――日本の松山英樹が、ランガーさん同様「マスターズ」チャンピオンになりました。
今まで日本には、2人の女子メジャーチャンピオンがいたけど、これでようやく日本人男子初のメジャーチャンピオンが誕生したね。
彼は日本のゴルフ界のキングだ。今まで日本人男子の誰も成し遂げなかったことを達成し、世界中の誰からも認められる存在となったんだ。
世界中を旅する時はどこででも「マスターズチャンピオン」として紹介されるのだから……。
彼の人生はもっと劇的に変わるだろうし、今回の優勝は彼に、そして日本のゴルフ界に大きな影響を与えるに違いない。今後の活躍を祈る!
――ローリー・マキロイは「マスターズ」で優勝できると思いますか?
私はなぜローリーが、デシャンボーのようにもっと飛ばしたがっていたのかが理解できなかった。
でも、彼もそれが間違っていることに気付いてベストな状態に戻ろうとしているようだ。
問題はマスターズに勝てるかどうか、ということ。ゴルフは人生と同じ。
浮き沈みはあるが、いいチームに恵まれれば、正しい方向に導いてくれるだろう。
――メルセデス・ベンツは「マスターズ」の公式グローバルパートナーとなっており、選手たちに大会中はコーテシーカーが支給されますが、ランガーさんの車は最高級SUVの「GLS」だったとか。走り心地はいかがでしたか?
僕は車の運転をするのが好きで、ハンドルを握っていると幸せなんだ。
その中でもゴルフ場に向かうときに「GLS」を運転するのは至福の時間だったね。
気持ちも落ち着くし、リラックスできる。
オーガスタのマグノリアレーンを走る時なんて本当に特別な気分にさせてくれる車だよ。
コロナの時代、自分で運転した方が感染防止にもつながるし、安心できるよね。
ランガー、新型EV「EQS」のハイパースクリーンに感銘!
「まるでキャディのようだね」
4月に初公開された新型EV「メルセデス・ベンツEQS」。
ランガーが感銘を受けた巨大スクリーン「MBUXハイパースクリーン」。
ダッシュボードの横幅いっぱいに配置されており、AI(人工知能)を利用して快適性、機能性を高めている。
メルセデス・ベンツ上級ブランド「マイバッハ」初のSUV、「メルセデス・マイバッハGLS」も視察したランガー。
4月に、新型EV「メルセデス・ベンツEQS」がワールドプレミアで初公開された。
EQSには、メルセデス・ベンツが自社開発したバッテリー管理ソフトウェアが搭載されている他、地形や天候、速度、冷暖房の需要、途中の渋滞状況、充電ステーションなどを考慮した上で目的地までの最短ルートを計画してくれる機能も備えたナビゲーションシステムが標準装備されている。
一足先にインテリアを視察したランガーは、車載ディスプレーについて感銘を受け、「今まで見たものの中でも最も大きなスクリーンだ。完全に理にかなっており、新しいレベルで運転アシストを可能に。車の中のキャディのようなものだ」と語った。 また、メルセデス・ベンツGLSの中でも最高級SUVである「メルセデス・マイバッハGLS」についても言及し、絶賛している。
「こんなに快適なSUVは他にはない。ゴルフ旅行に友達や家族と出かけるときには最適な車だね。この車でコロラドやユタの山々や自然に行くのもいいと思う」
「マスターズ」や「全英オープン」をはじめ、世界中の数々のトーナメントやプロゴルファーをサポートしているメルセデス・ベンツ。
ゴルフの発展に大きく貢献している。
Text/Eiko Oizumi Photo/Mercedes-Benz