LIVゴルフ初代年間王者はダスティン・ジョンソン!
獲得賞金は総額52億6778万円!!
今シーズンの個人戦総合優勝は、ボストン大会で1勝を挙げ、バンコク大会以外は全てトップ10入りを果たしたダスティン・ジョンソン。
個人戦、チーム戦、ボーナスで獲得した賞金はなんと52億円超、と破格の金額だった。
ダスティン・ジョンソン(米国)
1984年6月22日生まれ。193cm、86kg。2016年「全米オープン」、2020年「マスターズ」とメジャー2勝。米ツアー通算24勝を挙げる。2022年、ポーリナ・グレツキーと9年の婚約期間を経て、結婚。世界ランク最高位は1位。
個人戦総合優勝を飾り、1800万ドル(約26億6040万円)のボーナスをゲットした、ダスティン・ジョンソン。今年ついに入籍したポーリナ夫人も、夫の活躍ぶりにニコニコ。
今シーズンの個人戦トップ3もマイアミで表彰された。1位ダスティン・ジョンソン(中央)、2位ブランデン・グレース(左)、3位ピーター・ユーライン(右)。
たった5か月で、PGAツアーで得た生涯獲得賞金額の半分を稼ぎ出したDJ
PGAツアーを去り、6月の開幕戦「ロンドン大会」からLIVゴルファーとして活躍しているダスティン・ジョンソン。
ボストン大会で優勝し、バンコク大会(16位)以外は全てトップ10入りを果たす活躍を見せ、第7戦のジェッダ大会を待たずしてLIVゴルフ個人戦で、初代年間王者に輝いた。
「個人戦で優勝したのは大きい。LIVの初代個人戦チャンピオンになれて光栄だ。グレッグ・ノーマンやLIVが僕を信じてくれて感謝しているし、キャディのオースティン(弟)、妻のポーリナ、僕の4エイシズのチームメイト、そして世界中のファンたちに感謝している」(D・ジョンソン)
また、コミッショナーのグレッグ・ノーマンはジョンソンの優勝に対し「LIVゴルフの第一章は、ダスティン・ジョンソンの名前なくしては語れない。DJは世界のエリートゴルファーであり、彼はスタート時点からLIVゴルフの土台ともいうべき存在だった。彼には獲得賞金額以上の価値があり、LIVの初代個人戦チャンピオンにふさわしい」と絶賛している。
ジョンソンは過去PGAツアーに16年間在籍し、生涯獲得賞金は7489万7059ドル(約110億円)となっているが、LIVゴルフ入り後、たった5か月間でPGAツアーの16年間で獲得した賞金の約半分である、3563万7767ドル(約52億円6778万円)を獲得したことになる。
その内訳は、個人戦の賞金1057万5267ドル(約15億6302万円)、チーム戦の賞金706万2500ドル(約10億4383万円)に個人戦のボーナス1800万ドル(約26億6040万円)を加えたものだ。
その上、彼はLIVゴルフからの契約金(125ミリオン/約184億円と想定されている)もあり、今年1年間で236億円以上獲得したことになる。
さらに、来年は試合数を全8試合から全14試合に増やすことが既に公表されており、その上、LIVインベストメンツが300ミリオンドル(約443億円)を投じているアジアンツアーのインターナショナルシリーズ11試合(1試合の総額5ミリオンドル/7億円超)への参戦なども含め、LIVゴルファーは最大25試合に出場することができるようになる。
それらの試合のいくつかに出場することになれば、さらに獲得賞金も増えることになるだろう。
個人戦・最終成績
1位 | ダスティン・ジョンソン | 135ポイント |
2位 | ブランデン・グレース | 79ポイント |
3位 | ピーター・ユーライン | |
4位 | パトリック・リード | |
5位 | シャール・シュワーツェル | 66ポイント |
6位 | マシュー・ウルフ | |
7位 | ホアキン・ニーマン | |
8位 | ブルックス・ケプカ | 62ポイント |
9位 | セルヒオ・ガルシア | |
10位 | キャメロン・スミス | 57ポイント |
21位 | ブライソン・デシャンボー | 29ポイント |
34位 | フィル・ミケルソン | 15ポイント |
Text/Eiko Oizumi
Photo/LIV GOLF、Getty Images