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【ギア情報】2023年海外トッププロが使用する最新ドライバー!パラダイム、ステルス2、G430が勢揃い

海外ツアー直送!世界のトッププロに直撃!

2023海外トッププロ最新ギア情報

話題の「ステルス2」「パラダイム」も!

©Eiko Oizumi

今年に入って3勝! 絶好調のラームは、パラダイム◆◆◆を使用

©Eiko Oizumi

えっ!?デシャンボーがステルス2

©Eiko Oizumi

アダム・スコットはMIURA のASモデル

©Eiko Oizumi

アダム・スコットの取材風景がMiura Golfのインスタに!

©Eiko Oizumi

ババ・ワトソンはピンG430に、相変わらずのピンクコスメバージョン!

©Yoshitaka Watanabe

カリスマパターデザイナーのスコッティ・キャメロンにもじっくり聞き込み!

昨年末、あるいはオフの間に2023年モデルの新製品を試し、ハワイや中東で開幕戦を迎えた海外のトッププロたち。
彼らのバッグに入っている今話題の新製品やプロトタイプを『ゴルフ・グローバル』がチェック!
プロたちの用具事情ドライバー編をお伝えします。

Fargiveness!

さらに進化したカーボンウッドでどこまでも遠くへ、やさしく!

カーボンブーム到来!

テーラーメイド
STEALTH 2

©Yoshitaka Watanabe

見た目は、前作よりもシルバー部分が減少し、ブラックなコスメに赤が効いたデザインに。タイガー・ウッズも「後方のリングが気に入った。ボクのためにデザインしたの?艶やかな赤と黒のカラーが最高」と絶賛しているという。左2本は「ステルス2」のドライバーとフェアウェイウッド、右2本は「ステルス2 PLUS+」のドライバーとフェアウェイウッド。

昨年、フェースをカーボン化した「ステルス」が登場しツアープロやアマチュアゴルファーの間で話題となったが、今年、さらに進化したカーボンヘッド「ステルス」の第2弾が誕生。
多くのトッププロたちが使用中だ。
いったいどんな改良がなされているのだろうか?

©Yoshitaka Watanabe

「ステルス2(左)」と「ステルス2 PLUS+」のツアーの使用率は五分五分だとツアーレップのトッド・チュー氏。

©Yoshitaka Watanabe

フェースは、前作同様「60層のカーボンツイストフェース」を採用してエネルギー伝達を最適化。さらに進化した「インバーテッド・コーン・テクノロジー」と「ツイストフェース」の組み合わせにより、ミスヒット時のボール初速の低下を抑え、安定感と再現性が増大。前作に比べ、2g軽量化されているという。

カーボンをより多く使うことでミスに強く飛ぶドライバーに

年明け早々の試合会場で、テーラーメイド契約プロがこぞって使っていたのは「ステルス2」。
スコッティ・シェフラー、コリン・モリカワら契約選手を筆頭に、なんと契約外のブライソン・デシャンボーまでが使用していた(彼は昨年末でコブラとの契約が終了)。

昨年発売された「ステルス」と何が違うのか?
ヘッド後方のコンポジットリングをカーボン素材にして軽量化し、余剰重量の重量配分を最適化。
つまり、ヘッド後方にウェイトを搭載したことで、慣性モーメントが飛躍的に向上し、再現性の高いショットが可能になったのだ。
ミスに強くなったと言ってもいいだろう。

また、コンポジットリングがカーボンになったことで、「ステルス2」は、カーボン容量が他素材を超えた初のドライバーとなった。
このモデルには「ステルス2」「ステルス2PLUS+」「ステルス2 HD」の3タイプがあり、「HD」はスピン量が多く、打ち出し角が高いタイプで、「PLUS+」(15gスライディングウェイトシステム搭載)はスピン量が少なく、打ち出し角が低いタイプ。
そして「ステルス2」はスピン量、打ち出し角とも中間だ。
「ステルス2」はヘッド後方に25gのタングステンバックウェイトを搭載しており、高慣性モーメント化に成功。
再現性の高いショットが可能になっている。

世界のトッププロでも使用モデルが分かれる「ステルス2」シリーズ。3本を打ち比べてみて、自分にピッタリの1本を選ぼう。

ミスに強く、フェアウェイキープできるようになった!

世界中のツアーで活躍中
ルーカス・ハーバート

©Eiko Oizumi

ボクは「PLUS+」。前の「ステルス」と比べて飛距離が伸びている感じはあまりしないけど、とにかく真っすぐ打てるのがいい。ミスした時でも、大きなミスにならないのがいいね。すごく気に入っている。

世界ランク2位
スコッティ・シェフラー

©Eiko Oizumi

「PLUS+」を使っている。前作と比べて、飛距離はそんなに変わらないけど、真っすぐ飛ぶようになっているね。安定感が増していると思う。とても正確。「セントリー」に来る数週間前に替えたけど、前作からの移行はしやすかったよ。

メジャー2勝
コリン・モリカワ

©Eiko Oizumi

「セントリートーナメント」から「PLUS+」をバッグに入れているけど、前のモデルよりもミスに強く、フェアウェイキープがしやすくなったと思う。フェアウェイウッドも「PLUS+」。カーボンヘッドだけど、音も気に入っている。

ボクにとって、ドンピシャなクラブに出会えた!

元世界アマチュアランク1位
中島啓太

©Yoshitaka Watanabe

ボクは「PLUS+」を使っていますが、「ステルス2」は見た目もすごくスクエアで構えやすい。
距離も10ヤードくらいは伸びていると思います。
以前の「ステルス」は、「PLUS+」だとつかまらなくて、スタンダードなステルスだとつかまりすぎていたんですが、今回の「ステルス2PLUS+」はやさしくなって、ボクにとってはちょうど真ん中の、ドンピシャな1Wでした。
もともとティーショットが苦手で、44.5インチのシャフトの1Wを使っていたんですが、このクラブで45.25インチまで伸ばせて、その分、飛距離アップ。
すごくいいドライバーに出会えましたね。
3Wも「PLUS+」を入れており、レスキューも「ステルス2」。本当に「ステルス2」になって、全体的にやさしくなったと思います。

今年からフリーエージェント
ブライソン・デシャンボー

©Eiko Oizumi
©Eiko Oizumi

最近、いろいろなクラブを試していたんだけど、「ステルス2 PLUS+」がボクには一番合っていた。
ボクは飛距離は出るから、ボールコントロールが大事なんだけど、このクラブで打つと低めの打ち出し角で、球をコントロールしやすく、どこに球が飛んでいくかがわかるんだ。
低めのいい球が打てるよ。

ラインナップは3タイプ!

STEALTH 2

ヘッド後方に25gのタングステンウェイトを搭載したことで、高慣性モーメント化に成功。優れた飛距離性能と、高い寛容性により、さらに直進性が進化。最適な打ち出し角とスピン量で、安定したショットを実現。

STEALTH2  PLUS+

ヘッド後方に15gのスチールバックウェイトを搭載したことで、高慣性モーメント化に成功。さらに15gスライディングウェイトシステムにより、弾道の調節が可能。スピン量は少なめで、打ち出し角は低め。

STEALTH2 HD

タングステンウェイト30gが搭載された「イナーシャジェネレーター」をヒール寄りに配置することで、高弾道でつかまりやすく、寛容性が進化。「ステルス2」シリーズの中では最も安定性が高く、大きく飛ばせる。

©Getty Images

世界ランク3位のローリー・マキロイも「ジェネシス招待」から「ステルス2」にスイッチ!

いずれも460cc  好評発売中!

https://www.taylormadegolf.jp

常識を覆し飛びの新時代を切り拓く!
飛距離とやさしさ、どちらかを犠牲にする時代は終わり!

Jon Rahm

©Eiko Oizumi

今年に入り、2ヶ月で3勝を挙げ、驚異的な強さを誇るラーム。昨年の10月まで遡れば、DPワールドツアー(欧州ツアー)でも「DPワールドツアー選手権」を含めて2勝。現在、自他共に認める「世界最強男」だ。彼は◆◆◆(トリプルダイヤモンド)を使用している。

キャロウェイゴルフ
PARADYM

今季、絶好調のジョン・ラームが使用している1Wは、PARADYM(パラダイム)。
これまでの常識を覆し、「飛びとやさしさ」の両方を実現したクラブとして注目されている。
昨年の「ローグST」と比較して、何が進化しているのだろうか?

業界初の「360°カーボンシャーシ」は、耐久性の高い2種類のカーボンを帯状に成形した新構造。ヘッドの真ん中を従来より軽量化したことで、多くの余剰重量が生まれ、「飛び」と「やさしさ」の向上につながる適切な重量配分を実現。

世界ランク1位・今年すでに3勝!
ジョン・ラーム

©Eiko Oizumi

ボクにとっては、飛距離よりも「ミスした時にいかにミスになりにくいか」が大事。「パラダイム」はインパクト以降の振り抜きが、他の1Wと違うし、こんなに打感のいい1Wは初めてだ。なんでこんなにいいのか、よくわからないけど、ボールとのコンタクトがいいんだ。新しいカーボンファイバーがいいのかな?打った時の音もいいと思う。スイートスポットも大きくなり、真っすぐ飛んでいく。自分にとってベスト1Wと言えるね。

飛距離性能とやさしさを最大化した「パラダイムシフト」

これまで「飛ぶけど、打ちづらい、曲がる」「打ちやすいけど飛ばない」というクラブの悩みを抱えていたアマチュアの方に朗報。
キャロウェイゴルフから、「常識を覆す」という意味の「パラダイムシフト」を実現したクラブが誕生した。
その名も「パラダイム」。
360°カーボンシャーシによって、金属部分を排除し、従来では考えられなかったほどの軽量化と余剰重量の創出が達成され、フェース側で飛距離性能を、ヘッド後部でやさしさを、極限まで妥協することなく最大化することが可能になったという。
また、約25%軽量化され、スリムになったYの字のジェイルブレイクテクノロジーにより、フェースの際までたわませることが可能に。
フェース全体でボールスピードをアップさせることができるのだ。
飛びとやさしさの両方を兼ね備えた「パラダイム」に注目だ。

スイートスポット拡大でミスした時でも真っすぐ遠くに飛ぶ!

「AT&Tバイロン・ネルソン」で2連覇
イ・キョンフン

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ボクは3Wを「パラダイム・トリプルダイヤモンド」に替えました。飛距離は前に使っていたものとさほど変わらないけど、高さが出るので、グリーンを高さで狙って止めることもできる。これでよりピンを狙いやすくなった。バーディを取りやすくなるといいね(笑)。

LIVゴルフ参戦中
テーラー・グーチ

©Eiko Oizumi

「パラダイム」はミスしても、前作のモデルよりも飛んでいるね。ミスした時でも飛距離のロスはあまりない。トゥ側で打ってもさほど曲がらず、ヒール側で打っても比較的真っすぐ飛ぶ。トリプルダイヤモンドを選んでいるのは、このモデルが一番スピン量が少ないから。

昨シーズン3勝
サム・バーンズ

©Eiko Oizumi

ボクは◆◆◆(トリプルダイヤモンド)の小ぶりなヘッド(プロトタイプ)を使っている。ミスした時でも、前のローグよりミスが大きくならないし、飛距離も出ている。5~6ヤードくらいは飛ぶようになったかな。カーボンだけど、打った時の音も静かで気に入ってるよ。

昨シーズン初優勝!
JJスポーン

©Eiko Oizumi

ルックス次第でショットに自信が持てるけど、このクラブのルックスは最高だ。ボールスピードも速く、キャリーで10ヤードは飛ぶようになっている。真っすぐ打ててミスに強い。距離を出したいからって、これらの要素は犠牲にしたくないけど、この1Wはどっちも叶えてくれる。

キャロウェイと契約一時停止中のミケルソンは今……

©Eiko Oizumi

2月の「サウジ・インターナショナル」では、パラダイム(トリプルダイヤモンド)を使用していたミケルソン。

©Eiko Oizumi

今年のミケルソンのクラブセッティング。新旧モデルが混在しているが、ドライバーと4番アイアンは「パラダイム」。ロブ・ウェッジに「ピンアイ2」を入れている。

©Eiko Oizumi

4番アイアンだけは、MAX FASTアイアンを使用。トゥ側下部の2ヶ所にタングステンウェイトを搭載し、安定した飛び、やさしさの原動力になっている。

1Wとロングアイアンは「パラダイム」

昨年の2月末、ミケルソンのPGAツアーに対する批判がもとで、キャロウェイはパートナーシップを一時停止に。
その後、契約に関して新しい情報は発表されていないが、今年の2月、「サウジ・インターナショナル」で彼のクラブを見た限り、ニューモデルを提供してもらうような関係にはあることがわかった。

バッグの中にはニューモデルの8.5度の「パラダイム(トリプルダイヤモンド)」と「パラダイムMAX FASTアイアン」の4番が入っていたほかは、「ローグST」のトリプルダイヤモンドの3+や、「APEXUWハイブリッド」など、昨年も入っていたクラブを発見。
アイアンは、2013年当時の「Xフォージドアイアン」が入っていた。
「XフォージドUT」の22度も入っているが、バックフェースの形状が、市販モデルとは若干異なるプロトタイプのよう。
ピンアイ2・XGウェッジは、昨年の7月から入ったままである。

ミケルソンの「マスターズ」での使用クラブは、彼ならではのコース攻略、考え方が反映されていて常に話題になるが、今年の「マスターズ」では、彼の置かれた状況下で、秘密兵器が投入されるだろうか?

ラインナップは4タイプ!

PARADYM

ヘッド後部に約13.5gのペリメーターウェイトを搭載したこともあり、前作よりも慣性モーメントが大きくアップ。弾道も好みのものに調整可能。形状はやや洋ナシ型で、オーソドックスで構えやすい。

PARADYM X

高慣性モーメントを実現し、やさしさが大幅にアップしているだけでなく、高打ち出しで、ややドローバイアスとされていることで、ボールのつかまりもいい。安心感のある丸いフォルムが特徴。

PARADYM MAX FAST

同シリーズの中で最もドローバイアスの性格が強く、高い打ち出し角を実現できるところが大きな特徴。ローグST MAX FASTよりも、飛距離性能、慣性モーメントが上回る。軽量な設計のため、しっかり最後まで振り切れる。

PARADYM◆◆◆(トリプルダイヤモンド)

操作性が最も高く、ロースピン、中弾道を生み出すモデル。ソール前部と後部にウェイトを搭載し、2つを入れ替えることでスピン量の調整可能。小ぶりな形状で、ツアープロに人気のモデル。ややフェード系の球筋。

好評発売中!

https://www.callawaygolf.jp/jp

「激飛」「快音」ブレずに飛ばすGドライバーが進化

ピン
G430

©Yoshitaka Watanabe

PGAツアー会場では、「MAX」と「LST」の2タイプが人気。写真は「ソニーオープン」にて。

昨年11月発売以来、大人気!

https://clubping.jp

昨年11月に発売されたG430シリーズ。
発売から1ヶ月足らずでドライバー販売ランキングトップを独走した人気の高いモデルだ。
ツアーでもプロから高い評価を獲得しているG430の人気の秘密を探る。

LIVゴルフの飛ばし屋
ババ・ワトソン

©Eiko Oizumi

ボクはヘッド体積が440ccと小ぶりの「LST」を使っているけど、このドライバーは前作に比べてミスに強く、飛ぶようになったね。ミスしても、フェアウェイキープしやすくなったから、いいスコアも出しやすい。飛ばし屋と言われるボクも年をとってきたから、飛距離が出るのも魅力だよ。高弾道で低スピンだから、飛ぶんだ。FWも使っているけど、1W同様、ミスに寛容。ミスしても、飛んでほしいと思う距離が出るから、ラクだね。

©Eiko Oizumi

ワトソンの1Wは「LST」。当初チャリティ活動の一環でピンクのドライバーを使い始めたが、今や彼のトレードマークとなっている。

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クラウン部分は、ピンク&ブラック半々の斬新なデザイン。クラウン部分は8層構造。最もブレないヘッドへと進化。

©Eiko Oizumi

超極薄の反発フェース。前作と比べ、フェースの厚さは、中心部で6%薄く、周辺部で9%薄い。

ミスヒットでも飛ぶ激飛ドライバー

「G425」の後継モデルで、2年ぶりにフルモデルチェンジしたのが「G430」だ。
「激飛」「快音」がキャッチコピーとなっているが、昨年11月に発売されて以来、売り上げは好調で、PGAツアーやLIVゴルフの選手たちからも大人気。
超極薄の反発フェースが最高初速を生み出し、最大の飛距離を叩き出すとともに、新バルジ&ロール設計で、ミスヒットしても飛ぶ。
ブレずに飛ばすGドライバーが、究極の進化を遂げている。

ヘッドは3タイプあり、「LST」だけは440ccだが、「MAX」と「SFT」は460cc。
クラウンからソールまでの形状を改良し、ヘッド内部の最も振動が発生する箇所にリブを配置することで、ミスヒットしても「快音」を生み出せる仕組みになっている。

O嬢日記@サウジアラビア

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ピン契約選手ではないが、シャール・シュワーツェルも「G430・LST」を使用。

ホアキン・ニーマン

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「MAX」の3Wと7Wを使用。「ボクは、低めの弾道が好きなんだけど、このFWは高く上がり過ぎず、ミスしても飛距離のロスがあまりない。パー5ホールで2オンしたい時などに活躍してるよ」

キャメロン・チャンプ

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「LST」を使用。「ボクは小ぶりのヘッドで、スピン量の少ない低弾道のほうが、コントロールしやすくていいんだけど、アマチュアにはMAXがオススメ。ヘッドが大きくて打ちやすいからね」

セバスチャン・ムニョス

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今年からLIVゴルフに移籍したムニョスも「LST」。「LST は、フェードボールが打ちやすく、弾道は低めでスピン量が少ない。それにボールスピードが速くなり、飛距離にもつながっているんだ」

LIVゴルファーの中で絶大な人気なのが、ピンのG430。
特にLIVゴルファーには、B・ワトソン、J・ニーマン、L・ウエストウッド、L・ウーストハイゼン、S・ムニョスなど、ピンの契約選手が多いのだが、契約外の選手も使用していることもあり、使用率の高さが目立った。
今から1年前、「サウジ・インターナショナル」を取材していた時は、クラブメーカーとの契約があり、そのブランドの花形だった選手には、LIVゴルフ発足後は契約が終了、あるいは打ち切られてフリーになっている人も多く、それがキャディバッグやキャップで見てとれて、少々寂しかったのも事実だ。

キャメロン・スミスが使用
NASAなどで採用されている希少チタンがスピードパフォーマンスを生み出す原動力

タイトリスト
TSR

「全英オープン」チャンピオン
キャメロン・スミス

©Eiko Oizumi

「TSR3」を、去年の「全米オープン」の後でバッグに入れたから、「全英オープン」で優勝した時も使ってたよ。ミスした時にも真っすぐ飛ぶし、たぶん3~4ヤードは飛んでるんじゃないかな。3Wは「TSR2」を使ってるけど、アドレスした時の座りがいい。球が上がりやすいし、打ちやすいので気に入っている。

TSR1も2月末に発売!

https://www.titleist.co.jp

前作の「TSi」シリーズに続き、PGAツアーの多くの選手に使用されている「TSR」シリーズ。
「TSR2」、「TSR3」、「TSR4」はすでに昨年の9月末に発売されていたが、「TSR1」もついに今年の2月末に発売。
キャロウェイ、テーラーメイドなどが「カーボン素材」を採用しているのに対し、フルチタン構造となっている。

「速く、遠くに、真っすぐ」というキャッチコピーが物語るように、どのタイプのヘッドも圧倒的な飛距離と直進性が特徴。
新しいフェーステクノロジーの導入やエアロダイナミクスの改良により、全てのゴルファーが飛距離アップ可能に。
シンプルで安心感のあるルックスも、タイトリストの持ち味だ。
ヘッドは全部で4タイプ。
プロだけでなく、アマチュアにとっても打ちやすくてカッコいいドライバーだ。

松山英樹が使用
松山英樹の「マスターズ」優勝を支えた「ZX5」が進化

ダンロップ
スリクソン ZX5 MkⅡ

「マスターズ」チャンピオン
松山英樹

©Eiko Oizumi

今シーズン、松山英樹が愛用しているのは、「ZX5 MkⅡLS」。

©Yoshitaka Watanabe

松山英樹が使用するドライバー「LS」。

©Yoshitaka Watanabe

米国カリフォルニアを拠点に、PGAツアーの契約プロ(特に松山英樹)のクラブにまつわるサポートを行なっているダンロップの宮野敏一氏(右)。松山から絶大なる信頼を得ている。

昨秋、PGAツアー初戦の「フォーティネット選手権」から使い始めたフルチタンの1Wだが、やさしさと飛距離を両立させた「ZX5 MkⅡ」と同じヘッド形状ながら、スピン量を抑えたモデルだ。
「フェードだけど飛距離も出る」というPGAツアーのトレンドにマッチしており、松山自身もその飛びには満足しているという。

「ZX5 MkⅡ」シリーズは、構えやすさと寛容性を両立させたスタンダードなモデルと、低スピンで大きな飛距離と寛容性を両立させた「LS」のほか、操作性に優れ、弾道を調整できる「ZX7 MkⅡ」も発売中。
ボールスピードを飛躍的に高めるために、「リバウンドフレームMkⅡ」を全モデルに採用。
大きなたわみを生み出し、スリクソン史上最速のボールスピードを実現している。

Text & Photo/Eiko Oizumi
Photo/Yoshitaka Watanabe
Tournament/Sentry Tournament of Champions, Sony Open in Hawaii,Saudi International(Asian Tour)

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