

香妻陣一朗に続き、本格参戦2人目の日本人選手に
2026年LIVゴルフ出場権を獲得した浅地洋佑

アジアンツアーの高額賞金シリーズ「インターナショナルシリーズ」最終戦を終え、ポイントランキングトップ2が獲得できるLIVゴルフの出場権を、日本ツアーになじみの深い2人が獲得。
浅地のドラマを振り返る。
「ジョン・ラーム、ホアキン・ニーマン、ミケルソンらビッグネームと回るのが楽しみ」浅地洋佑




わずか25・25ポイント差でLIVゴルフ出場権を獲得
アジアンツアーの高額賞金シリーズ「インターナショナルシリーズ(以下IS)」の最終戦、「PIFサウジインターナショナル」が終了し、2026年のLIVゴルフの出場権を獲得できるISランキング2位までの選手が決定した。
1位はスコット・ビンセント、2位は浅地洋佑だった。
2人は、2月4日に開幕する「LIVゴルフ・リヤド」から出場する。
浅地洋佑は「PIFサウジインターナショナル」で予選落ちをしていたため、LIVの出場権を獲得できるかどうかは、他の選手の成績次第だった。
もし今大会でISランキング3位のミゲル・タブエナが6位以内に入れば、浅地を逆転する可能性もあったが、最終日を4バーディ、2ボギーの69で回ったものの11位タイで、浅地とはわずか25.25ポイント差で3位に終わった。
予選落ちした浅地は、最終日までその結果を現地で見守っていたが、タブエナが11位タイに終わったことで、LIVゴルフ行きが決定。
タブエナのすぐ後ろの組で回っていた杉浦悠太からは「おめでとうございます!」と祝福を受けた。
浅地は「嬉しいですね。予選落ちに終わった時点では半分諦めていましたが、タブエナもいい状態だったので、絶対に上にはくると思っていた。今はホッとしています。新しいところに行くのは不安もありますが、それよりもワクワク感というか、見たことない選手とプレーできるのが楽しみ。ジョン・ラームとか、ホアキン・ニーマン、フィル・ミケルソン……というビッグネームの人たちと一緒に回るのが楽しみです」
浅地にとって大きな分岐点となったのは、11月上旬に開催された「モウタイ・シンガポールオープン」での勝利。
この優勝で一気にISランキングで2位に浮上したことから、LIVゴルフへのモードが変わった。
「『シンガポールオープン』で優勝した時に、人生が変わった。まさかLIVゴルフに行ける位置に立っているとは思わなかった。勝った瞬間はLIVに行けるチャンスがあるとは思わなかったんですけど、あとでランキング2位だよと言われて、LIVゴルフへの道が開けたんだと思いました」
浅地はこの後、日本で「カシオワールドオープン(37位タイ)」「日本シリーズJTカップ(16位タイ)」に出場。
今オフは2月のLIVゴルフ初戦に向けて、練習やトレーニングを積んでいる。
そして「英語の勉強もしたいですね」と語っていた。
今季、LIVゴルフのどのチームで戦うのか、あるいはチームに属さずにワイルドカード枠で戦うのかは未定だが、いずれにせよ世界のトッププレーヤー揃いのLIVゴルフで戦うことを非常に楽しみにしている浅地。
LIVゴルフで唯一の日本人であり、親友の香妻陣一朗は、昨シーズンのランキングで降格ゾーンではないものの、所属チームからの契約更改、あるいは他のチームからのオファーがなければ、出場権を失うという非常に微妙な立ち位置にいる。
実際、彼の属するアイアンヘッズGCのキャプテン、ケビン・ナ自身も契約更改が危ぶまれているだけに、未確定なことが多いままだ。
香妻も「もし自分の出場が決まったら、(浅地と)一緒にLIVゴルフでやれるのは楽しみ」と語っている。
Text/Eiko Oizumi
Photo/Eiko Oizumi、Asian Tour




