【ISPS NEWS】シニアプロと女子プロの共演 ISPS HANDAペアペア・ トーナメント開催!世代を超えた共演が生んだ「若返り」と「学び」
2026年02月27日 NEW
2025年12月8~9日/ブリック&ウッドクラブ(千葉県)
シニアプロと女子プロでペアを組んで戦う「ペア戦」で優勝した、吉川桃(左)と谷後則和(中央)。右はプレゼンテーターを務めた横山明仁。©Eiko Oizumi
男女別の「個人戦」で優勝した、吉川桃(左)と橋野寿造。©Eiko Oizumi
いぶし銀の男子シニアプロは気枯れを払拭し、ピチピチ女子プロは大きな糧を得る大会
飯合肇 & 杉原彩花
男子ツアー賞金王にも輝いた飯合肇と、ペアを組んだ杉原彩花。「パターの練習の仕方や、18ホールを回る中でのスコアの作り方を教えて頂いて、本当に勉強になった」と飯合にアドバイスをもらい、杉原は大喜び。©Eiko Oizumi
橋添純司 & 香
今大会で唯一の親子ペアだった橋添父&娘コンビ。父は娘の試合をロープ外から見守ることはあるが、同じ目線で見ることがなかったという。「こんな機会を作って頂いて感謝。先日のプロテストは惜しくも落ちたが、今回一緒に回ったら、それを乗り越えて、次に進んでいる感じを確認できた」©Eiko Oizumi
尾崎直道 & 塩手莉彩
ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーで腕を磨く、國學院大学のアマチュア・塩手と尾崎直道のペア。「単純に若い女子のスイングを見るのは、新鮮で楽しい」と直道。塩手は「直道さんは、ラウンド中話をしていても、いざ球を打つ時に、1打への集中力がすごかった」と語った。©Eiko Oizumi
横山明仁 & 酒井美紀
男子ツアー3勝の横山と、女子ツアー2勝の酒井という実力派同士のペア。横山は肩を故障していたが、現在は痛みなくスイングできるほどに回復して通算4オーバー(3位タイ)。酒井は通算9オーバー(13位タイ)で、ペア戦は4位タイに終わった。©Eiko Oizumi
「シニアゴルファー(プロ)は、自分の年齢の半分以下の女子プロ(研修生も可)を必ず連れてくる」というルールのもと、12月8~9日の2日間で行なわれた「ペアペア・トーナメント」。
会場は、デズモンド・ミュアヘッド設計の難易度が高いコース「ブリック&ウッドクラブ」で、総勢98名で開催された。
男子の部で優勝したのは、唯一オーバーパーを叩かず、イーブンパーでしのいだ橋野寿造で、女子の部は通算2アンダーをマークした吉川桃。
吉川は谷後則和と組んだ「ペア戦」でも優勝し、個人戦優勝賞金100万円と、ペア戦優勝賞金25万円の半分(12万5000円)の合計112万5000円を獲得した。
「今日はピンポジも難しかったけど、優勝できてすごく嬉しいです。2026年はQT32位だったので、開幕戦から出場できますが、優勝目指して頑張りたい」と語った。
この非日常のゴルフ体験は、男子シニアプロの気枯れを払い、若返りの効果をもたらすだけでなく、女子プロにとってもシニアの熟練の技を間近で学び、今後のゴルフ人生に大きな糧を得る貴重な体験となった。
そして出場選手からは、「来年以降もぜひ開催してほしい」との声が相次いだ。
Text & photo/Eiko Oizumi