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【ISPS NEWS】2023年HANDA GWAAアワードディナー、男子はジョン・ラーム、女子はリリア・ヴ、シニアはスティーブ・ストリッカーが最優秀選手賞

こちらもオーガスタで毎年盛大に行なわれる伝統行事

ISPS HANDA GWAAアワードディナー
全米の記者・ツアー関係者が選出

2023年男・女・シニア最優秀選手賞はジョン・ラーム&リリア・ヴ&スティーブ・ストリッカー

男子・最優秀選手賞
ジョン・ラーム

©ISPS

女子・最優秀選手賞
リリア・ヴ

©ISPS

シニア・最優秀選手賞
スティーブ・ストリッカー

©ISPS
社会の向上のために多大な貢献をした現役プロに贈られる「チャーリー・バートレット賞(バートレットは1946年のGWAA共同創設者)」を受賞したジム・フューリック(左)とタビサ夫人(中央)。右はISPSパトロンで、元アイルランド首相のエンダ・ケニー氏。©ISPS
身体的な障害や重篤な病気にもかかわらず、現役でプレーを続けている選手に贈られる「ベン・ホーガン賞」は、脳腫瘍を患ったゲーリー・ウッドランド(左)が受賞。右は「マスターズ」や「全米プロ」のオフィシャルライターを務めるジェフ・バビニュー記者。©ISPS
メディアに協力し、アスリートとジャーナリストの協力関係で最も顕著な活動をした選手に贈られる「ジム・マレー賞」は、昨年「ライダーカップ」で欧州チームのキャプテンを務め、勝利に導いたルーク・ドナルド(右)が受賞。左は、本誌でもおなじみのデーブ・シェドロスキー記者。©ISPS
報道写真部門で、全米プロゴルフ協会・生涯功労賞を受賞したドム・フロー氏。©ISPS
報道部門で、全米プロゴルフ協会・生涯功労賞を受賞したジュディ・ランキン(元LPGAプレーヤーで現在はゴルフ中継のレポーターを務めている)。©ISPS

毎年、「マスターズ」開幕前夜の水曜日に開催される、オーガスタの伝統行事がある。
ISPSが主催する「ISPS HANDA 全米ゴルフ記者協会アワードディナー」だ。
これはオーガスタ近郊で行なわれる表彰式&ディナーパーティで、前年に活躍した男・女・シニアのプロゴルファーや、社会貢献した選手、メディアとの関係を良好に築き、協力的だった選手。体に障害を持ちながらも、現役で活躍する選手らの他、優れた記事で読者に感動を与えた記者、コメンテーターを表彰するものである。

会場には全米ゴルフ記者協会(以下GWAA)に属する記者やツアー関係者が集結。
各部門の受賞者は、GWAAのメンバーによる投票で決定するが、男子部門の最優秀選手賞に昨年の「マスターズ」で優勝し、現在LIVゴルフで活躍するジョン・ラーム。
女子部門の最優秀選手賞には昨年「シェブロン選手権」「全英女子オープン」とメジャー2試合で優勝したリリア・ヴが選ばれた。
またシニア部門は、昨年「全米プロシニア」を含む6勝をPGAツアーチャンピオンズで挙げたスティーブ・ストリッカーが受賞。
男・女最優秀選手は欠席したが、ストリッカーは家族連れで受賞の喜びを分かち合った。

「家族の支えがなければ、私はここにはいない。特に妻のニッキには本当に感謝している」

ストリッカーは苦労人としても知られ、若い頃からニッキさんがバッグを担いできたが、昨年の「全米プロシニア」では、娘のイジーさんがキャディを務め、父娘でメジャーを制した。
過去、PGAツアーで12勝、PGAチャンピオンズツアーで17勝を挙げている。

その他、受賞者のルーク・ドナルドやゲーリー・ウッドランドらも出席。
壇上でスピーチをし、拍手で祝福された。

「マスターズ」の取材で忙しい記者たちも、開幕前夜には時間を作り、活躍した受賞者たちを祝うのが恒例。
タイガー・ウッズもかつては正装で出席し、スピーチを行なったほどの会なのだ。

Text/Eiko Oizumi
Photo/ISPS

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