Text & Photo/Eiko Oizumi
大会一のファンを引き連れ、試合に望んだ原英莉花。
コロナ禍でツアー中断中はできる限り体力をつけようと取り組んできたが、久しぶりに観客を前にプレーし、ファンの声援のありがたみも思い知った。
「ありがたいの一言に尽きますね。頑張りたいと思います」
2日目の最終日はドライバーショットや方向取りを修正し、4バーディ・ノーボギーで耐えるプレーを展開。4アンダーの32位タイに終わったが、修正ポイントも掴むことができ、満足げな表情を浮かべた。
「(トレーニングで)下半身が強くなっていて、上半身が少し遅れる形でインパクトを迎えていたので、腕をしっかり振ることと、アラインメント(方向取り)でスクエアに構えてボールに力が伝わるようなアドレスに変えた。1発だけいいショットも打てました(笑)」
暑さのせいで汗はかいたものの、トレーニングのおかげで足腰の疲れは出なかったという。今まで積み重ねたトレーニングの成果を来週以降のツアー競技で発揮できるよう、調子を持っていきたいと語った。
また、チャリティ活動に関しては、「参加させてもらいありがたかった」とコメント。個人でできるチャリティを今後はやっていきたいと約束した。
今大会で今季初めて間近に応援することができた、とファンたちは喜んだ。