• 国境や人種を超えたスポーツの力とゴルフの愉しさをすべての人に。
  1. ホーム >
  2. ISPSゴルフイベント >
  3. 「試合でしかわからないこともある。
    機会を与えてくれた...

「試合でしかわからないこともある。
機会を与えてくれた半田会長に感謝!」
              藤本佳則

Text/Eiko Oizumi
Photo/Tsukasa Kobayashi

8バーディ、1ボギーの通算7アンダーで初日のラウンドをホールアウトした藤本。

 ISPSの所属契約選手の藤本佳則が、「ISPS HANDA夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」の初日、通算7アンダーの3位タイと好発進した。

 2011年にプロ転向し、2012年にツアー初出場した「東建ホームメイトカップ」で7位に入賞した藤本。その後、プロ転向後、出場5試合目の「日本ゴルフツアー選手権」で逃げ切りの初優勝を飾った。その年、賞金ランキング5位となり、新人賞にも輝くなど、華々しいデビューを飾った藤本は、2013年に「TOSHIN GOLF TOURNAMENT In Central 2013」で2勝目を飾り、2019年まで8シーズン連続で賞金ランキングによるシードを獲得。だが、2020年には左手親指痛、2021年には左肩に大量の水が溜まる症状に悩み、それ以来、1度もツアーでは予選通過を果たせていなかった。

「先週もショットは悪くなかったし、パッティングもそんなに悪くなかった。特に変えたことはないけど、スコアはよかったですね。スコアを考えずに、そのホール、そのホールを集中してました。今年から、いい感じになってきましたね。調整は、試合でしかわからない部分があるので、そういう機会を与えてくれた半田会長には感謝です」

 もし今週予選通過を果たせれば、2019年「ダンロップフェニックス」以来、30試合ぶりとなる。そして優勝すれば、11年315日ぶりの優勝となり、ツアー史上3番目の記録となる。先週と今週でISPSの試合が続くことで、試合の中で調整がうまくできていると言う藤本だが、「今日のようなゴルフができれば自信になる。ゴルフは4日間なので、1日良くてもダメですから、明日以降も1打1打集中して頑張ります」とキッパリ語った。主催者推薦によるチャンスを活かして、6年ぶりの予選通過、そしてツアー3勝目を目指す。

関連する記事