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7度目の欧州ツアー総合優勝に向けて
大きく前進したローリー・マキロイ

Text & Photo/Eiko Oizumi

大勢のギャラリーを引き連れてプレーするローリー・マキロイ

 DPワールドツアー最終戦「DPワールドツアー選手権」3日目を終えて、ローリー・マキロイが5バーディ、1ボギーの68をマークし、通算13アンダーでデンマークのペテルセンと首位に並んだ。

 前半はスロースタートで、2バーディ、1ボギーの35で折り返したが、後半は14番、15番で連続バーディを奪い、最終ホールのパー5でも約3メートル弱のバーディーパットを沈めて、この日のラウンドを締め括った。

 しかしすぐ背後には1打差でマシュー・フィッツパトリック、ラスムス・ホイガード、ティレル・ハットン、トミー・フリートウッド、ローリー・キャンター、アンヘル・アヨラの6人がつけており、2打差でジャスティン・ローズ、ルドビグ・オーバーグ、ニコライ・ホイガードら強豪が追走している。

 今大会で7度目の「レース・トゥ・ドバイ」を狙うマキロイは、ホールアウト後に次のように語った。

「今日は本当に辛抱強くプレーできて、多くのチャンスを作れたと思う。たくさん入ったわけではないけど、終盤にいくつかチャンスが来ることはわかっていた。全体としてはタフな1日だったし、コンディションも簡単じゃなかったけど、このスコアには満足している」

「本当なら数週間、のんびり過ごしてもよかったけど、レース・トゥ・ドバイは僕にとって大事なタイトルだし、(通算8回優勝の)モンティー(コリン・モンゴメリー)に少しでも近づきたい。明日、このチャンスをつかむいい位置につけられたと思う」

「タフなコンディションだったが、このスコアには満足」と語ったマキロイ。
最終ホールの3打目を約3メートルにつけて、バーディを奪った。
来季のPGAツアー出場権を狙う中島啓太は、4バーディ、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで18位タイ。PGAツアー枠ではギリギリの10位につけている。

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