


毎年1月にハワイ・マウイ島のカパルア・プランテーションコースで開催される、PGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」は、マウイ島で続く干ばつの影響により、開催中止になったことを発表。
2026年のツアーシーズンは、ハワイ・オアフ島で1月15日に始まる「ソニーオープン・イン・ハワイ」で開幕することになった。
9月16日、ツアーはマウイ島の干ばつ、節水義務、芝の維持管理上の問題、物流上の課題により、2026年にプランテーションコースで開催するのは不可能だと発表していた。
それ以降、ハワイ内外の代替会場も検討したが、輸送スケジュール、会場設備、業者サポートなどの物流面での問題から、2026年に「ザ・セントリー」を開催しないという結論に至ったようだ。
ちなみに、カパルア・プランテーションコースは9月からのクローズを経て、11月10日に再オープン。
一般ゴルファーはプレー可能となっている。
「ザ・セントリー」の前回覇者は、松山英樹。
ディフェンディングチャンピオンとして、カパルアに登場するのは、2027年1月の予定だ。
なお、「ザ・セントリー」の出場資格は、前年のフェデックスカップランキング上位50名及び、前年のPGAツアー大会優勝者に与えられることになっているが、2025年に優勝者資格を得ながら、このシーズンのフェデックスカップ上位50名に入らなかった選手は、別のシグネチャーイベントである「RBCヘリテージ」に出場する機会が与えられる予定だ。
Photo/Eiko Oizumi, Kapalua Resort




