「ISPS HANDA医療従事者応援 ジャンボ尾崎記念チャリティトーナメント」
2020年9月14日〜15日
千葉県:GOLF5カントリーオークビレッヂ
Text & Photo/Eiko Oizumi
ギャラリーには先着1000名にお弁当とお茶のセットやアイスを配布したり、選手たちにはトウモロコシやスイカ、パンの食べ放題を行うなど、毎回少しづつ異なる工夫を凝らして楽しいトーナメントを作り上げているISPSだが、今大会は選手たちに魚釣りの場を提供。童心にかえっていけすに糸を垂れ、タイやカンパチ、ヒラマサ、シマアジ、うなぎ、伊勢海老など高級魚介類を釣り上げ大喜びだった。
「女子プロの試合ではパン食べ放題を実施しましたが、男子は何を喜ぶのか?と思った時に“釣り”だろうと思いました。1日3匹、2日で6匹まで釣ってOKとし、魚さばき隊がいるので、魚をさばいて宅急便で送れるようにしました。ゴルフのスコアがイマイチだった人は、魚を釣って夕食2食分をゲットするというのも楽しいだろうなと思ってやったら、谷原(秀人)さんはうなぎ3匹、片山晋呉さんはタイを釣ったそうです。今までのトーナメントにはない、選手やキャディへのホスピタリティです」
なお、表彰式の半田氏のスピーチでは今秋、男子、女子、シニアが40名ずつ出場する「ISPSチャリティ3ツアーズ」を行う案もあると発表。日程や場所は未定。これから日没が早まる季節だが、一人でも多くの選手に出場してもらうため、早朝から日没まで、暗くなったら投光器を照らして行うとしている。また、ISPSのゴルフトーナメントは常に有観客で行ってきたが、今大会でもギャラリーを入れて、弁当、お茶のサービスにアイスやみかんの食べ放題、甘酒の飲み放題サービスも追加するという。
「ISPSは、選手やギャラリーに喜んでもらえる試合を開催します。そして私自身も楽しくやりたいと思っています」(半田会長)
トウモロコシ食べ放題は、今年の8月末に開催されたシニアトーナメントから続く選手たちへのサービス。ラウンドの合間にトウモロコシで小腹を満たすISPS専属契約選手の中西直人(左)。