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【一生に一度は行ってみたいゴルフコース】ミュアフィールド「 ジャック・ニクラスが敬 愛する世界最古のゴルフクラブ」

ゴルファーなら一生に一度は行ってみたいゴルフコースを厳選して紹介します。

Muirfield
ミュアフィールド(スコットランド)

©Getty Images

過去16回、全英オープンが開催されたミュアフィールド。名門プライベートコースとして知られるが、ビジターがプレーできるチャンスもある。

ジャック・ニクラスが敬愛する世界最古のゴルフクラブ

©Getty Images

クラブの正式名称の意味は「エジンバラのゴルファーたちの神聖なる仲間たち」。

● コース/7245ヤード・パー71(プライベート)
● 料金/270ポンド(1ラウンド)、400ポンド(同日2ラウンド)
11月10日からは110ポンド(1ラウンド)
● 住所/Duncur Rd.Muirfield, Gullane, East Lothian, Scotland, EH31 2EG U.K.
● HP/www.muirfield.org.uk
● 備考/メンバーコースだが、火曜日と木曜日はビジターもプレーできるので、ネットで予約しよう。ただし夏場は予約が非常に難しい。

©Getty Images

2013年、全英オープン初優勝をこの地で遂げたP・ミケルソン。

オールド・トム・モリスの秀逸な風のデザイン

エジンバラの街から車で約40分のところに、世界最古のゴルフクラブである名門ミュアフィールドがある。

設計は全英オープンチャンピオンのオールド・トム・モリス。

一見コースは平坦でさほど難しく見えないかもしれないが、非常に多くの起伏があり、フェアウェイは狭く、グリーンは硬い。

その上、ホール毎に風向きが変わるループ状のルートプランが採用されていたので、風の読みが難しく、コースの難度を上げていた。

のちにハリー・コルトがアウトを時計回り、インを反時計回りにレイアウトしたが、海からの風が単調にならないことを防ぐ画期的な設計だ。

さてこのミュアフィールドはジャック・ニクラスがこよなく愛し、自身の故郷オハイオ州のダブリンに造ったコースに「ミュアフィールド・ビレッジ」と名付けたほど。

長年女人禁制だったが、女性蔑視によりR&Aから全英オープンのローテーションから外されたため、現在は女性メンバーも認めるようになった。

Text/Eiko Oizumi

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