ゴルファーなら一生に一度は行ってみたいゴルフコースを厳選して紹介します。
Cape Kidnappers
ケープ・キッドナッパーズ(ニュージーランド)
自然の地形を生かして、巨匠トム・ドークが設計した壮大でチャレンジングなコース。
断崖絶壁の上に造られた奇跡
太平洋を臨む絶景が魅力
フェアウェイのすぐ左は断崖絶壁になっており、眼下に太平洋が広がる壮大な景色。左に引っ掛けても決してボールを取りに行ってはいけない。
● コース/7147ヤード・パー71(パブリック)
● 料金/NZ$348+税。貸クラブあり(NZ$80+税)、キャディフィーはプレーヤーの数によって異なる(NZ$40+税以上)。
● 住所/446 Clifton Rd.Te Awanga 4180 New Zealand
● HP/www.robertsonlodges.com/the-lodges/cape-kidnappers/golf
● 備考/トム・ドーク設計。ニュージーランドの北島に位置し、オークランド空港から車で5時間。2004年オープン。貸クラブあり。ロッジあり。
太平洋がハザードの絶壁の上の宝石
ゴルフ設計家の中でも伝説と呼ばれているトム・ドークが設計した世界ベストコースの常連コース「ケープ・キッドナッパーズ」。
ニュージーランドのホークス湾を臨むこの絶景コースは2004年にオープンし、姉妹コースのカウリクリフスとともにゴルファー憧れのコースとなっている。
遮るものは何もなく、風の影響をモロに受けやすいため、風の読みも大切だ。
距離感や左右のミスを犯すとボールは太平洋に沈んでしまう。
ちなみに「キッドナッパーズ」とは、誘拐犯のこと。
こんな物騒な名前がついたのも、1769年にイギリスのキャプテン・クックの船がこの岬に到着した時、原住民のマオリ族がクックの乗船員を誘拐しようとしたから、だという。
敷地内には木造で清潔感あふれる白亜のロッジも併設され、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
Text/Eiko Oizumi