PGAツアーやヨーロピアンツアーなどでおなじみの戦略性に富みつつも美しいコースを紹介。
世界のトッププロが競うゴルフ場で、いつかは腕試しをしてみては!
Arnold Palmer’s Bay Hill Club & Lodge
アーノルド・パーマーベイヒルクラブ&ロッジ(アメリカ)
開催トーナメント:アーノルド・パーマー・インビテーショナル(PGAツアー)
パーマーお気に入りの景色は池越しに眺める18番グリーン
A・パーマーは生前、大会期間中に池越しに18番グリーンを眺めるのが好きだった。
今から4年前、87歳で逝去したアーノルド・パーマーを讃え、コース内には大きな銅像が立っている。
● コース/7381ヤード・パー72(プライベート)
● 芝/バミューダ(フェアウェイ)、ティフ・イーグルバミューダ(グリーン)
● 料金/90ドル(夏の閑散期)、382ドル(アーノルド・パーマー招待までの繁忙期)
● 住所/9000 Bay Hill Blvd. Orlando, FL 32819 U.S.A.
● HP/www.bayhill.com
● 備考/メンバーと、ロッジ宿泊者のみがプレーできる。プロショップ、レストラン、 スパも完備。オーランド国際空港から車で25分。
タイガーが8勝したアーノルド・パーマーの庭
1965年、アーノルド・パーマーがエキシビションで初めてプレーした時、いたく気に入りその後買収したベイヒル。
生前、冬季の避寒地としてこの地に住んでいた。
ベイヒルは長くてタフなことで知られ、1979年以来毎年PGAツアーを開催しているが、タイガー・ウッズはこの地で全米ジュニアアマ優勝、PGAツアー8勝を挙げるほど好相性だ。
6番ホール・パー5は左の池をぐるりと囲んだシグネチャーホールとなっており、選手たちは2オンを狙う。また、17番、18番と難ホールが続き、プロでも2連続パーが取れれば御の字だ。
なお、18番ホールのグリーン手前の池は「悪魔の浴槽」と呼ばれている。
Text/Jeff Babineau, Eiko Oizumi