ゴルフ発祥の地があるスコットランドやオリンピックで初めてゴルフ競技が取り入れられたフランスなど、ゴルフ史を彩る個性的なコースが満載のヨーロッパのゴルフ場。
魅力的なヨーロッパの人気ゴルフコースを紹介。
Grand Saint-Emilionnais GC
グラン・サンテミリオンゴルフクラブ(フランス)
ユネスコの世界遺産の地に誕生した、巨匠トム・ドークの傑作
2015年にオープンしたばかりのサンテミリオン。コースはボルドー地区らしく、ぶどう畑に囲まれている。
サンテミリオンは 世界的なワインの 産地でもある。
同じくボルドー地区にある「ゴルフ·メドックリゾート」。36ホール全てにシャトーの名称が付けられており、ゴルフとワインを楽しめる。
● コース/6765ヤード・パー72(プライベート)
● 住所:172 lieu-dit Goffre 33350 Gardegan-et-Tourtirac, France
● HP:www.segolfclub.com
● 備考:2015年オープン。 トム・ドーク設計。 敷地内にレストラン、バー、宿泊施設も完備。ボルドー空港から車で約1時間。
フランスのゴルフの名家が造ったコース
開場5年目にしてフランスのベストコース・トップ10に選ばれたグラン・サンテミリオン。
オーナーは、世界中のトーナメントで4世代に渡り80タイトル以上を獲得しているムーグダルク家で、フランスのゴルフの発展において重要な役割を果たしている名家だ。
そんな彼らが「素晴らしい場所にゴルフ場を造りたい」と開場したのがユネスコの世界遺産の地であり、ワインの産地でもあるサンテミリオン。
巨匠トム·ドークの自然を生かした巧みなコース設計が光る。
Text/Paul Kelly, Eiko Oizumi