コース数も少ないゴルフ発展途上国が多い中東・北アフリカエリアは、現代の主流であるモダンで美しいコースが多い。
歴史のあるコースもあり、新旧入り交じった独特のゴルフ文化が魅力のゴルフ場を紹介。
Royal Greens Golf&CountryClub
ロイヤルグリーンズ ゴルフ&カントリークラブ(サウジアラビア)
サウジアラビアのゴルフの未来を担う
ターコイズブルーの紅海に面した16番ホール・180ヤード・パー3。グリーンは右から左に傾斜し、風は海から吹いているので注意。
今年のサウジ・インターナショナルはグレアム・マクドウェルが優勝。
ヨーロピアンツアー「サウジ・インターナショナル」の開催コース。
●コース/6862ヤード・パー72(セミプライベート)
●芝/ダイナスティパスパラム
●住所/Al Murooj, King Abdullah Economic City, 23981 Saudi Arabia
●HP/royalgreens.net
●備考/サウジアラビアNO.1コース。ゴルフアカデミーもあり。メンバー制だが、ビジターもネットで予約できる。ジェッダ国際空港から車で約1時間15分。
紅海沿いに誕生!サウジの本気度を具現化
昨年から賞金総額約4億円の欧州ツアーを開催し始めたサウジアラビア。
その開催コースがロイヤルグリーンズゴルフ&カントリークラブだ。
16~18番の上がり3ホールは戦略性に富み、特に16番は左側が紅海に面しているため、素晴らしい景色を眺めることができる。
国を挙げて2030年までに経済活動を促進するため、ゴルフ産業にも力を入れ始めたサウジだが、今後少なくとも新たに13コースがオープンする予定だという。
Text/Joy Chakravarty, Eiko Oizumi