Text/Eiko Oizumi
Photo/Yoshitaka Watanabe
各チーム7名が選抜され、合計21名で争われる「3ツアーズ」だが、今年はJGTO5名、JLPGA5名、PGA4名の合計14名が初出場。フレッシュな顔ぶれで、ガチバトルが繰り広げられた。初出場者名は以下の通り。
JGTO:木下稜介、星野陸也、金谷拓実、大槻智春、香妻陣一朗
(チャン・キム、稲森佑貴は2回目)
JLPGA:稲見萌寧、西村優菜、西郷真央、勝みなみ、原英莉花
(小祝さくら、菊地絵理香は3回目)
PGA:篠崎紀夫、細川和彦、寺西明、伊澤利光
(井戸木鴻樹は4回目、田村尚之は3回目、清水洋一は2回目)
稲見は賞金女王であり、五輪銀メダリスト。金谷は賞金ランキング、メルセデス・ベンツ トータルポイントランキングでともに2位と、すでに各ツアーで大活躍の二人。初出場とは思えないほどの実力と風格をすでに備えているが、各ツアーの出場選手の顔ぶれも大きく変わり、前回大会(2019年)に続き、今回も出場したのはチャン・キムと小祝さくらの2人のみであった。
活躍する層の若年齢化が進む、世界のゴルフツアーだが、日本ツアーも例外ではない。コロナウイルスの蔓延で、なかなか会場で観戦できないが、そんな中でも若くてイキのいい若手選手たちの芽が、どんどん出てきているのだ。