Text & Photo/Eiko Oizumi
ロンドン郊外のセンチュリオンGCで、『LIVゴルフインビテーショナル』が開幕し、谷原秀人、木下陵介、香妻陣一朗の3選手が出場。
一時は1アンダーまでスコアを伸ばした谷原秀人は、最終ホールでボギーを叩き、イーブンパーの11位タイで初日を終えた。
「今日はなんだろうねぇ〜。調子は普通かな」
同組で回ったショーン・ノリスのスロープレーに、リズムを乱される部分もあったようだが、もともと「このコースは、前半のパー5を3つとも、パー4にしてるから、俺らからしたらものすごい長い。そのホールは、アゲンストの風も入ってくるから、普通にドライバーで打って、次に5Wとか。風が吹いたら2打目は3W」と語っていたように、首位のC・シュワーツェルらも5アンダーと、爆発的なスコアが出るコースではない。
「そんなに簡単じゃない。長いところは長いし、短いところは短いというコース。その辺を取ったり、抑えたりしないとスコアは出ないですね」
彼の属するチーム「アイアンヘッズGC」としても、7位タイと停滞中。団体戦で賞金が出るのは3位まで(優勝チームは300万ドル:約4 億320万円を獲得)なので、なんとか明日、明後日で上位に食い込みたいところ。ちなみに個人で11位は、54万ドル(約7257万円)相当の順位であり、現在1ドル135円と、さらに円安傾向にあるため、日本人選手にとっては特に、1つでも上に順位を上げたいところだ。