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2023年LIVゴルフで初のアジア開催
LIVゴルフ・シンガポール、4月28日開幕

Text & Photo/Eiko Oizumi

LIVゴルフ・シンガポールのプロアマ戦でプレーする、ダスティン・ジョンソン。

 今年初のアジアのLIVゴルフイベントが、シンガポールのセントーサGCセラポンコースで4月28日〜30日に開催される。

 セントーサGCは、アジアンツアーとJGTOの共催試合「SMBCシンガポールオープン」や、LPGAの「HSBC女子チャンピオンズ」、「アジア・パシフィック・アマチュア選手権」など、プロアマ問わず、ワールドクラスの試合を数多く開催してきた、世界有数のチャンピオンシップコースだが、今回初めてLIVゴルフが開催される。

 過去、「シンガポールオープン」に出場した経験を持つ、ルイ・ウーストハイゼンは、「セラポンコースは、素晴らしいコース。もしティショットの調子がよければ、大きなアドバンテージになる。家族を今回は連れてきているが、素晴らしいリゾートだよ」と語る。また、2009年「シンガポールオープン」で優勝しているイアン・ポールターは、「ここで優勝したのが14年前だなんて信じられない。大勢の選手にとって、初めて回るコースだと思うけど、過去僕はここでいいプレーを何度もしてきたコースだし、すごく楽しみ。去年、シンガポールグランプリ(F1)を観戦に来た時に、改造後のコースを回ったけど、みんなこのコースを楽しんでプレーできると思うし、シンガポールは世界でもベストシティの一つだし、素晴らしい1週間になるよ」と語っていた。

 セントーサGCは、世界でも最もエコを考えるゴルフ場として表彰されているが、今年、「世界初のカーボンニュートラルなゴルフ場」としても認められた。最小限の散水が可能な灌漑システムや、電気自動車用のEVチャージステーション、廃棄物消化装置などを完備し、廃棄された食べ物などをすりつぶし、堆肥として使用するなど、至る所でエコを実施している。

 世界有数のチャンピオンシップコースとしてだけでなく、エコを実践するゴルフ場として、世界をリードするセントーサGCでの、48名の戦いに注目だ。

セントーサGCのグリーンキーパーの皆さん。コースコンディションを整えるために、早朝からハードワーク。
12チーム・総勢48名の選手たちが、3日間(54ホール)をショットガンで戦う。
シンガポールのスカイラインを一望できるセントーサGC・セラポンコース5番ホール。コンテナ船や摩天楼と、緑の美しいグリーンとのコントラストが非常に美しい。

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