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【2023 LIV GOLF GUIDE】12チーム48選手がしのぎを削る白熱のゴルフトーナメント!

2チームの名称が変更し、今年から新規で5人の選手が加入!

すでに2年目に突入しているが、いまいちLIVゴルフについてよくわからない皆さんのために、試合形式や出場選手、高額賞金、PGAツアーとの対立などについてわかりやすく説明しておこう。

48 Players

©LIV GOLF

12 Teams

4ACES GC(フォーエイシズ)

©︎ダスティン・ジョンソン
パット・ペレツ、パトリック・リード、ピーター・ユーライン

Cleeks GC(クリークス)

©︎マーティン・カイマー
リチャード・ブランド、グレアム・マクドウェル、バーンド・ウィースバーガー

Crushers GC(クラッシャーズ)

©︎ブライソン・デシャンボー
ポール・ケーシー、チャールズ・ハウエルⅢ、アニルバン・ラヒリ

Fireballs GC(ファイヤーボールズ)

©︎セルヒオ・ガルシア
エイブラハム・アンサー、エウヘニオ・チャカラ、カルロス・オルティス

HyFlyers GC(ハイフライヤーズ)

©︎フィル・ミケルソン
ジェイムス・ピオット、ブレンダン・スティール、キャメロン・トリンガーレ

Iron Heads GC(アイアンヘッズ)

©︎ケビン・ナ
キム・シバン、ダニー・リー、スコット・ビンセント

Majesticks GC(マジェスティックス)

©︎イアン・ポールター、©︎ヘンリク・ステンソン、©︎リー・ウエストウッド
サム・ホースフィールド

RangeGoats GC(レンジゴーツ)

©︎ババ・ワトソン
テーラー・グーチ、トーマス・ピータース、ハロルド・バーナーⅢ

Ripper GC(リッパー)

©︎キャメロン・スミス
マーク・リーシュマン、マット・ジョーンズ、ジェッド・モーガン

Smash GC(スマッシュ)

©︎ブルックス・ケプカ
チェイス・ケプカ、ジェイソン・コクラック、マシュー・ウルフ

Stinger GC(スティンガー)

©︎ルイ・ウーストハイゼン
シャール・シュワーツェル、ブランデン・グレース、ディーン・バーメスター

Torque GC(トルク)

©︎ホアキン・ニーマン
デビッド・プイグ、セバスチャン・ムニョス、ミト・ペレイラ

※©︎はキャプテン。

チーム&メンバーが今年から固定化

昨年、少なくとも一度はLIVの試合に出場した選手の数は68人にのぼる。
入れ替わり立ち替わり、試合ごとにキャプテンやチーム編成が変わるなど、慌ただしい1年だったLIVゴルフだが、続々とビッグネームが加入するにつれて、当初出場していた日本人選手やDPワールドツアー、アジアンツアーの選手たちの名前が徐々に消え、今年に入って5人の選手が新規加入したことで、各チームのキャプテンとメンバーもほぼ固まった。
現在もPGAツアーの処分(LIVゴルフに出場した選手たちは無期限で出場停止)は変わらず。
DPワールドツアーは罰金10万ポンド(約1700万円)を科すことが決まり、セルヒオ・ガルシア以外の全選手は罰金を支払い済みだ。
ガルシア、リー・ウエストウッド、イアン・ポールター、リチャード・ブランドの4人は、同ツアーのメンバー資格を放棄している。
だが、一度お手つきしてしまった選手で、戻る場所のない選手のその後はどうなっているのだろうか?

12チーム、48名(各チーム4人ずつ)で構成されているLIVゴルフだが、今年から体調不良などで選手が出場できない場合も考え、リザーブ(補欠)要員を確保することが発表されている。
今年のラインナップに名前のないLIVゴルファーのウェイド・オームスビー、サドム・ケーオカンジャナ、アンディ・オグレトリー、タルク・ペティット、ローリー・キャンターらは、リザーブ要員として必要に応じていつでも出場できるよう、待機しており、5人体制の全60人で構成することになっている。

また、今年から2組がチーム名を変更。
「パンチGC」→「リッパーGC」に変更した豪州勢のチーム(キャプテンはキャメロン・スミス)と、「ニブリックスGC」→「レンジゴーツGC」に変更したババ・ワトソン率いるチームだ。
そして、選手のトレードもちらほら見られ、昨年は4エイシズに属していたテーラー・グーチは、親しい友人のハロルド・バーナーⅢと同じチーム(レンジゴーツ)になりたい、とダスティン・ジョンソンキャプテンに直談判し、移籍した。
その代わりに4エイシズにはピーター・ユーラインが加入している。

トーマス・ピータース

©LIV GOLF

DPワールドツアー6勝の、ベルギー人選手。「ライダーカップ」にも出場した。

ミト・ペレイラ

©LIV GOLF

昨年の「全米プロ」では優勝争いの末、逆転負け。昨年の「プレジデンツカップ」メンバー。

セバスチャン・ムニョス

©LIV GOLF

PGAツアーで1勝を挙げ、昨年9月には「プレジデンツカップ」で活躍。

ブレンダン・スティール

©LIV GOLF

PGAツアー3勝の40歳。「ツーソン大会」でプレーオフの末、3位に入賞。

ダニー・リー

©LIV GOLF

3月の「ツーソン大会」でデビュー2戦目にしてLIVゴルフ初優勝。

新メンバー裏事情

ムニョス、ペレイラ2人のラテン系選手のLIVゴルフ入りは昨年から囁かれていたが、残りの3名、特に世界ランク30位代にランクインしているピータースのLIV入り電撃ニュースには驚いた人も多いかもしれない。
彼のエージェントは、タイガー・ウッズ、ジャスティン・トーマス、中島啓太らが所属する事務所(エクセルスポーツ)だが、ピータースが、PGAツアー「ジェネシス招待(タイガーがホストということもあり、エクセルスポーツとの関係は深い)」に招待されなかったことに不満を抱き、急遽LIV入りを決意したようだ。
エクセルスポーツはPGAツアーの絶大なるシンパが多く所属するマネージメント会社。
彼のLIV入りとともに、彼との契約も解消となったようだ。

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