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【PGAツアー最新ギア情報】2020年トッププレイヤーたちが使う注目ギア!

PGAツアーでトッププロが使用する注目の最新ギアを一挙に紹介。

キャロウェイ、テーラーメイド、PXG、タイトリスト、スコッティ・キャメロン、オデッセイの最新クラブやディアマナ、フジクラの最新シャフトの詳細と使用プレーヤーのコメントを紹介します。

キャロウェイ
-Callaway-

驚異のスイッチ率!マーべリック

プレジデンツカップから使い始めたんだ!

©Eiko Oizumi

ザンダー・シャウフェレ(米国)

1993年10月25日生まれ。米ツアー4勝。2017年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。2019年プレジデンツカップ米国選抜メンバー。

「プレジデンツカップの時に初めて使ったけど、とても気に入ってすぐにバッグに入れたんだ。打感もいいし、ミスに寛容。スクエアに構えやすいね」

©GOLF STYLE

マーク・リーシュマン(オーストラリア)

1983年10月24日生まれ。米ツアー5勝。今シーズンのファーマーズ・インシュランス・オープンで、マーベリックを使用して優勝。

©GOLF STYLE

エミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)

1992年9月14日生まれ。米ツアー1勝。初優勝を遂げた2016年からPGAツアーのシード選手に定着。

「距離も方向性もどっちもいい。3〜4ヤードは伸びている」

さらに進化したAI技術で、高初速エリアを拡大させた最新フェーステクノロジーを搭載!

前作のエピックフラッシュで、ゴルフ市場にAI技術を初めて採用した、キャロウェイ。

最新作は、そのAI技術をさらに進化させて、高初速エリアを大幅に拡大させた「マーベリック」だ。

“型破りな”という意味がその語源。

フェース素材は、前作で採用したチタンではフェースが割れてしまう衝撃にも耐えられる、

より強靭で、軽量なFS2Sというチタンを採用している。

今年初戦のセントリーTOCからザンダー・シャウフェレがスイッチしての優勝争いを始め、ほとんどのキャロウェイプレーヤーが即スイッチしていることが、その性能の高さを物語っている。

シリーズにはスタンダードの「マーベリック」、小振りで浅重心の「マーベリック・サブゼロ」、最も捕まりの良い「マーベリック・MAX」の3種類がラインナップされている。

©GOLF STYLE

ソール後方にスクリューウェイトを搭載して、慣性モーメントを増大。

©GOLF STYLE

フェース面には従来よりも強く、軽量なFS2Sチタンを採用。これによりインパクト時の衝撃に強く、エネルギーロスも減少できるようになった。

©GOLF STYLE

テーラーメイド
-TaylorMade-

Mの次は、SIM!高初速フェースを最大限に生かすオリジナルのヘッドシェイプ

©Eiko Oizumi

ジョン・ラーム(スペイン)

1994年11月10日生まれ。米ツアー3勝。ツアールーキーの2017年から3年連続ツアー優勝を遂げるトッププレーヤー。

「風に負けない球が打てるし、スイングスピードも上がっているので飛距離アップできていると思う。いいドライバーだよ!」

©Eiko Oizumi

ダスティン・ジョンソン(米国)

1984年6月22日生まれ。世界ランク5位。2016年全米オープンなど通算20勝。永久シード選手入り。ツアー屈指の飛ばし屋。

「前のモデルよりも安定感があって球の打ち分けもしやすいね。」

©Yoshitaka Watanabe

コリン・モリカワ(米国)

1997年2月6日生まれ。米ツアー1勝。昨年はルーキーイヤーで初優勝遂げた注目のヤングガンの一人。

「ドライバーと3Wを使っているけど、低スピンで高弾道。距離も出ますよ。色と形が好きですね。オフの間に練習して、カパルアの週から使い始めましたが、スクエアに構えやすいです」

ヘッドスピードをアップさせるツアーでも話題の新たな飛び

ツアーで飛ばし屋たちが、さらなる飛びを求めて手にしたのが、テーラーメイドのSIMドライバーだ。

ダスティン・ジョンソン、ジョン・ラーム、コリン・モリカワらが実戦投入。

前作の高初速テクノロジーをSIMにも採用し、今回はこの独特の形状とさらなる低重心化という飛距離へのアプローチで、契約外選手の使用者も見られる。飛びのポテンシャルはこのシリーズも間違いない。

シリーズのラインナップは「SIM」と「SIM MAX」の2種類。DJはセントリーTOCではMAXを、その後は他の選手と同様、SIMにスイッチ。

©Eiko Oizumi

SIMドライバー(左)とSIM MAXドライバー(右)

©Eiko Oizumi

ハーフェイダウンのスイングスピードをアップさせるため、ヘッド後方の突起形状を少しトゥ側に傾けている。

©Eiko Oizumi
©Eiko Oizumi

ピー エックス ジー
-PXG-

3世代目のドライバーとなる“GEN3”のプロトタイプか!?

©GOLF STYLE

パット・ペレツ(米国)

1976年3月1日生まれ。米ツアー3勝。17年シーズンの途中からPXGと契約し、今やブランドのアイコンプレーヤーとなっている。

契約選手がこぞってスイッチするプロトドライバー

2015年にツアー参入を果たしているPXGも今年で5シーズン目を迎える。

一足先に3世代目を意味する“GEN3”モデルがリリースされたアイアンに続き、最新モデルと思われるドライバーを、ほとんどの契約プロが実戦投入。

もちろんペレツもこのドライバーで、かっ飛ばしていた。

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE

ソールは、十字の位置にウェイトが配されたデザイン。

©GOLF STYLE

クラウンは、前作同様にカーボンクラウン採用で、ソールのウェイトと合わせて、徹底した低重心が図られている。

タイトリスト
-Titleist-

王道を貫く、リニューアルしたツアーアイアン

©GOLF STYLE

ジミー・ウォーカー

長年タイトリストのクラブを愛用するウォーカーは、3番アイアンはCB、4番からはMBというコンボで使用する。

ツアープレーヤーから長年信頼を得ているタイトリストのフォージドアイアン。

最新作は、マッスルバックタイプの620MBとキャビティバックタイプの620CB。

伝統的な形状をベースに、ツアープレーヤーが求めるヘッドサイズやトップラインの厚みに手を加えている。

現代風にアレンジされた伝統のツアーフォージドアイアンだ。

620CB

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE
©GOLF STYLE

620MB

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE
©GOLF STYLE

ボーケイの新作SM8ウェッジカスタム仕様が人気の秘密!?

©GOLF STYLE

バッド・コーリー

広めのソール幅で、効果的にバウンスを使えるKグラインドがベース。トレーリングエッジを落として、フェースを開いた時の抜けにもこだわった形状に。

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE

米ツアーで使用率の高いボーケイウェッジに新作SM8シリーズが登場。

豊富なラインナップの中から、好みのロフト、ソール形状でアレンジできることに加え、多くのプレーヤーがロブウェッジに採用するのが、選手それぞれにカスタムされた“ウェッジ・ワークス”ラインだ。

キャメロン・パター同様に、1点もののオリジナルウェッジと言える。

スコッティ・キャメロン
-Scotty Cameron-

キャメロンの2020年モデル「スペシャル・セレクト」のプロトタイプ3種をソニーオープンでキャッチ!!

©Yoshitaka Watanabe

2020 SPECIAL SELECT SERIES !!

今年登場のキャメロンパターの市販モデルは何と8種類。

その中から、初戦のソニーオープンでプロトタイプとして、ツアー投入された、定番のニューポート、ニューポート2、そして根強い人気のファストバックの後方を少し広げた感じのフローバックの3モデルを紹介。

キャメロンの今年のテーマは“PURE”、“CLEAN”、“SIMPLE”。

小振りなヘッドには、25gのタングステンウェイトでバランスを取り、トゥ&ヒールを強調。

オーソドックスなルックスながら、キャメロンパター史上最大の慣性モーメントを実現したパターなのだという。

FLOWBACK 5.5 FOR TOUR USE ONLY

©Yoshitaka Watanabe
©Yoshitaka Watanabe
©Yoshitaka Watanabe
©GOLF STYLE

スン・カン

練習日で入手したこの新作パターを、即実戦投入していたのがS・カン。

SSS素材で“ソリッド感があるのに、ソフトフィーリング”というところが気に入ったという。

また“方向性、距離感が何とも言えずにいい”。

それを生み出しているのが、この“ショートスラントネック”だそうだ。

MASTERFUL FOR TOUR USE ONLY

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE

(市販モデルはNEWPORT)

TIMELESS FOR TOUR USE ONLY

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE

(市販モデルはNEWPORT 2)

オデッセイ
-Odyssey-

トリプルトラック TENパター

©GOLF STYLE

ディラン・フリッテリ

オデッセイの新作パターは、キャロウェイボールで実証済の「トリプル・トラック テクノロジー」を採用。

ボールと組み合わせることで、よりターゲットに対して正しく構えやすくなり、方向性も向上するという。

三菱ケミカル
-Mitsubishi Chemical-

4世代目のディアマナシリーズにDFとBFのいいとこどりの「ZF」登場!

しなり感をアレンジして、扱いやすい中弾道に!

©Eiko Oizumi

ジャスティン・トーマス(米国)

1993年4月29日生まれ。米ツアー通算12勝(メジャー1勝・全米プロ)。世界ランク4位。長年のディアマナシャフトの愛用選手。

「昔はBFを使っていたんだけど、このZFの方が適度な打感で打ちやすいんだ」

シリーズで最も振りやすいモデル

Diamana ZF

シリーズ最新作のZFは、ツアーでジャスティン・トーマスが使用している。

彼は、学生時代からのディアマナ信奉者で、今シーズン、BFからZFへとスイッチ。

手元が硬いBF、先端が硬いDFの間の特性で、これまでBFをチップカットしていたが、このモデルはそのまま使えるという。

白マナの最新・進化系モデル「D+ Limited Edition」

©Eiko Oizumi

ポール・ケイシー(英国)

1977年7月21日生まれ。米ツアー3勝、欧州ツアーなど14勝。ショットメーカーとして知られている。

「ボクはアイアンもウッドも日本製のシャフト。クオリティが高いからね! このシャフトにしてからは方向性がよくなったと思うよ」

トッププレーヤーに支持される元調子系の最新モデル

Diamana D+ Limited Edition

ディアマナの「D+」と言えば、初代白マナの先端剛性を高めた米国専用モデルとして、PGAツアーでは使用者が多かったモデル。

その元調子系で、先端の高い剛性特性のまま、新しいデザインとなって登場したのが、ポール・ケイシーが使用するこのモデル。

タイガー・ウッズやブルックス・ケプカらのメジャー優勝にも貢献し、低スピン系の飛距離&安定性でツアーで人気のシャフトだ。

日本では、「Dリミテッド」として発売されている。

フジクラ
-Fujikura-

気づけば高使用率となっていたツアー戦略モデル「VENTUS」

レッドは高弾道、ブラックは低弾道、ブルーはその中間

©Yoshitaka Watanabe

ツアーで使用者急増中!

高いコントロール性能がツアーでダントツの支持

ベンタスはツアーでプロモーション開始されたのは2019年の始めだったが、すぐに使用されるほど、決して注目度の高いモデルではなかった。

それが、一人、二人と使用することで口コミで広まり、今では最注目のシャフトだ。

これまでにない先端強度が、人気の理由。ブルー、ブラック、レッドの3種類で、弾道とフィーリングで選べる。

©Eiko Oizumi

パトリック・リード

「昨年の11月にスイッチして、スピン量も打感もいいから使っている。安定感は抜群だね」

©Eiko Oizumi

リッキー・ファウラー

リッキーは、低スピン低弾道のベンタス・ブラックを使用。オフセンターヒットでも曲がらない安定感が気に入っている。

©Eiko Oizumi

JBホームズ

「僕はベンタス・ブルー。曲がらないシャフトを求めてスイッチしたんだ。このシャフトにしてから安定感が上がったかな。飛距離も伸びているよ」

谷原秀人がHONMAとボール使用契約!

2014年からHONMAと用具契約をしている谷原秀人が、クラブに加えボールの使用契約を結び、今シーズンは同社の「TW-X」ボールでツアーを戦う。

「自分が使用するTW-Xはこれまで使用していたボールと比べても、あらゆる場面でのパフォーマンスが良く、実際に試合で使用して、その性能も実証済みです」と、契約に至った経緯をコメント。

価格もツアーボールの中では最もリーズナブル(3,800円/1ダース)で、一般ゴルファーには嬉しい要素だ。

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