Text & Photo/Eiko Oizumi
今シーズンは12試合中、トップ10入りが4回の永野竜太郎。「全米オープン」でも20位に入り、賞金2600万円超を獲得しており、「Sansan KBCオーガスタ」で2位。賞金ランキングで現在4位につけている。
そんな彼が、韓国で開催の「シンハンドンヘオープン」で好調ぶりを発揮。初日を7バーディ、1ボギーの66で回り、通算6アンダーの4位タイに終わった。
「3パットのボギーはあったが、1ラウンド通してピンチらしいピンチもなく、獲れるところは獲っていけたと思う。パー5は、基本的にだいたいの選手が2オンできると思うので、そこを獲っていかないと…….。特にフロント9の2つは、獲れてよかった」
この日はグリーンを狙うショットが冴え、パーオン率は約94%と、初日の全選手中、1位である。
「コースの幅は広いので、ラフには行っているが、その時は乗せて2パットで。フェアウェイキープできたときは、攻めてやってます」
今週のグリーンは大きく、アンジュレーションもあるため、グリーンに乗せただけでは、スコアを伸ばせない。今週のグリーンは3段グリーンになっているところも多く、乗せる面をよく考えないと難しいが、「こういうスタイルのコースは日本にはなかなかないので、そういうスタイルをうまく攻めていけたらいい」と語っていた。
ツアー未勝利の永野。「全米オープン」など海外遠征でも今年は好成績を収めているだけに、韓国でも優勝を狙っていきたいところだ。