Text & Photo/Eiko Oizumi
先週の「フォーティネット・オーストラリアPGA」の最終日に続き、今週の「ISPS HANDAオーストラリアンオープン」の予選ラウンドでも同じ組でラウンドしていた星野陸也。2日目を終えて、2つスコアを伸ばし、通算7アンダー、7位タイとトップ10圏内に入ってきた。
2日目はオーストラリアンGCで午後スタートだった星野は、今日も大勢のギャラリーを引き連れる注目組でプレーし、雰囲気を大いにエンジョイ。
「今日もすごくたくさんのギャラリーがついてて、まるでメジャーのようだった。すごく楽しかったですね」と語った。
また、先週の優勝者ミンウー・リー(LPGAプレーヤーのミンジー・リーの弟)とプレーしながら、日本のアニメの話をしたそうで、「ミンウーとは年も近いんですが、日本のアニメが好きらしく、好きなキャラクターの話などをしてました」と語る。また、ミンウー・リーの飛距離と精度に圧倒され、
「30ヤード置いて行かれたこともありました。1回だけ同じ距離まで飛ばせましたけど、ほとんどドライバーは勝てなかったですね。平均310ヤードくらいをキャリーしてて、しかも曲げない。すごいなと思いました」と驚嘆した。
今日は、2コースある中でも難しいと言われているオーストラリアンGCでプレーしたが、「途中落としましたが、3つ戻して、自分の最低ラインはクリアできた。でも目の前でミンウーを見ていると、まだまだ伸ばし足りないなと思いましたね(笑)」と星野。予選通過後の明日以降は「優勝を目標に、攻めるかどうかを考え中」とミンウー・リーのゴルフに影響を受けたようだ。