Text/Eiko Oizumi
Photo/Dan Imai
今年最後のメジャー「全英オープン」を通算2アンダーの68位タイで終えた松山英樹。過去のメジャーの記録を振り返ると、予選通過を果たした時は、悪くてもほぼ30位台の順位で収まっていたが、今年は、「全米オープン」で4位、「マスターズ」14位タイ以外は、「全米プロ」60位タイ、「全英オープン」68位タイという結果に終わっている。
「『全米オープン』以外はあまりよくなかったですけど、来年以降、4つとも上位で戦えるよう頑張りたいと思います」
「全英」最終日は7バーディ、2ボギーの67をマークし、5つスコアを伸ばしたが、それでも優勝したキャメロン・スミスの20アンダーとは18打差。「ラインが合えばタッチが合わなかったり、タッチが合えばラインが一筋違ったり、というのを繰り返している」と3日目を終えて語っていたが、最終日も「3パットを3回もした」となかなか思うようにカップインしてくれなかったようだ。
「全英」後には早速米国に戻り、翌週の「3M選手権」に出場した松山だが、初日のプレーを終えたところで、手首痛のため棄権。まもなく「フェデックスカップ・プレーオフ」がはじまるが、万全の体調で総合優勝を目指してほしい。