Text & Photo/Eiko Oizumi
Photo/Asian Tour
ダスティン・ジョンソン、セルヒオ・ガルシアらがPGAツアーの出場権を断念してまで選んだ、グレッグ・ノーマン率いるLIVゴルフ・インベストメンツが主催する賞金総額35億円、優勝賞金5億円の「LIVゴルフインビテーショナル」の第1戦が、いよいよ今週、ロンドン郊外のセンチュリオンGCにて開催される。
それに先駆け、先日出場が確定している選手はお伝えした通りだが、それに加え、アジアンツアー「インターナショナルシリーズ・イングランド」の上位6名にも出場権が与えられ、トラビス・スミス(豪州)、ビラジ・マダッパ(インド)、スコット・ビンセント(ジンバブエ)、イアン・スナイマン(南ア)、ケビン・ユアン(豪州)、イティパット・ブラバタニャラット(タイ)が決定した(うち、スコット・ビンセントは元々出場権を獲得している)。
PGAツアーのメンバーにとっては、「興味はあるが、ツアーを波紋されるのは困る」と出場を辞退している選手も多い中、アジアンツアーの選手たちにとっては一獲千金の大チャンス。「お金のためにLIVゴルフを選ぶなんて……」と後ろ指を刺されているPGAツアー選手は多いが、PGAツアーとは無関係のツアーの選手たちにしてみれば、「もちろん賞金が高いのは大きな魅力。賞金がいいのに、出ない手はない。チャンスがあれば、是非出てみたい」とみな積極的。「インターナショナルシリーズ・イングランド」の上位者で、出場権を獲得した選手たちは皆、大喜びだった。