Text & Photo/Eiko Oizumi
「ゴルフだけでは面白くない!」と、ISPS半田会長は常日頃から語っているが、ISPSのゴルフトーナメントではゴルフ観戦が無料で楽しめるだけでなく、プロレスや花火、薪能、ポールダンスなど、ゴルフ以外のエンタメを付加し、興行としての面白さとゴルフ界の活性化を追求している。そして今大会では「明るすぎる劇団・東州」による野外公演を初めて実施。小雨の降る中での上演となったが、半田会長自らも「にわとり」や「くじゃく」などのパントマイムを行ない、場内を明るく盛り上げた。
また、観客へのサービスはイベントだけにとどまらず、先着1000名には古市庵の助六寿司などのお弁当とお茶を用意し、「食欲」を満たすサービスにも一工夫。焼き芋、アイス「ガリガリ君」食べ放題などもあり、至れり尽くせりのサービスで観客をもてなしている。
さらに選手へのホスピタリティとして、「パン食べ放題」や「いけすでの釣り」も実施。毎日全国各地から揚がるタイやヒラメ、カンパチ、シマアジなどの高級魚やうなぎ、伊勢海老、アワビなどをいけすに放ち、早朝から選手たちを楽しませている。中には大型の「カンパチ」を釣り上げるため、朝の5時半からスタンばっている選手もいるという。
ISPSのゴルフトーナメントでは、このように他の試合では味わえないエンタメと食事が提供され、選手や観客、そして関係者が楽しめる工夫が随所に施されている。