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日本女子ツアー最終戦終了後にオーストラリアへ
渡った吉田優利
「今年はゴルフのレベルが上がった1年」

Text & Photo/Eiko Oizumi

オーストラリアのギャラリーの前で、寄せを披露する吉田優利。

 

 国内女子ツアー最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を4位タイで終えた吉田優利が、「ISPS HANDAオーストラリアン女子オープン」出場のため、メルボルンへ。連日トップ10入りを果たしていた彼女は、最終的に首位のアシュリー・ブハイと11打差の通算1アンダー、11位タイで終了した。

「最終日は1番ホールでトリを叩いてしまったけど、3日間、アンダーパーで回れていたので、よかったと思います。最終戦が終わってすぐにきましたけど、暖かくて、めちゃ楽しくてよかったです。日本のコースと全然違う部分がたくさんあったんですが、すごく戦略的にゴルフをしなければいけないところもありました。まだオフの予定は決めていませんが、海外の試合に出られそうであれば、考えます。今年はゴルフのレベルが上がった1年だったと思うので、また来年に向けていい準備をしたい」

2018年に開催された「ISPS HANDAオーストラリアン女子オープン」では、ローアマに輝いたこともあった吉田。「オーストラリアのコースは好きかもしれません」と語っていた。

 今年は、優勝こそなかったものの、トップ10入り19回(賞金王の山下美夢有の21回に続き、トップ10入り回数ランキングで2位)と圧倒的な安定感と好調ぶりを見せた吉田。優勝を惜しくも逃し、2位に入った試合は5試合ある。6月の「宮里藍サントリーレディス」で今季3回目の予選落ちを喫したが、それ以降の23試合では一度も予選落ちはなかった。2021年に「ゴルフ5レディス」「楽天スーパーレディース」で2勝を飾っているが、来年はそれ以来の優勝を狙う。

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