Text/Eiko Oizumi
Photo/LIV GOLF
初日首位のダスティン・ジョンソンが2バーディ、3ボギーとスコアを落とす中、3打差の2位からスタートしたキャメロン・スミスが5バーディ、2ボギーとスコアを伸ばし、通算10アンダーに浮上。絶好調のジョンソンの連覇を阻むのは、現在世界ランク3位で今年の「全英オープン」チャンピオンの、キャメロン・スミスしかいないのかもしれない。
「彼(ダスティン)はもちろん、やっつけたい相手だし、過去10〜15年にわたってベストプレーヤーの1人だ」
スミスにとっては今週で2戦目だが、PGAツアーに参戦していた時と何か違いはあるのだろうか?
「実は全てが同じような感じだ。家で練習し、試合に出て優勝するために頑張る。精神的には何も変わっていないよ。だから、ここ数週間、いいプレーができているんだと思う。会場の雰囲気はちょっと違うね。コースや練習場では音楽が流れているし、本当にエンジョイしている。みんなもエンジョイしていると思うよ。それにファンの存在が近いように感じる。特に土曜日、日曜日の午後はもっとうるさくなってくるだろうね。でもそういう雰囲気が大好き。完璧でしょ?」
LIVゴルフは個人戦もあるが、団体戦もあり、彼はパンチGCのキャプテンを務めている。まだこのチーム戦の部分に慣れていない面もあるようだが、今は「個人のリーダーボードよりも、チーム戦のリーダーボードの方が気になる」という。
「今日もDJと話してたんだけど、個人のスコアはコントロールできないし、すごく難しいね、と。他のメンバーがスコアを伸ばしているのか、スコアに伸び悩んで苦しんでいるのかわからないから、実際あまり見ないようにしている。でも、他のメンバーが今、どういう感じなのかは興味あるよ。こういう部分は、今までと違う部分だけど、エンジョイしている」
いよいよ明日は最終日。初の個人戦優勝を果たせるか。また、団体戦でもダスティン・ジョンソンの4 ACESの連覇をストップできるかに注目が集まる。