Text & Photo/Eiko Oizumi
Photo/ISPS
ISPS半田会長は日頃から、「試合に出られない選手を応援したい」「助けを必要としているところに救いの手を差し伸べたい」という想いから、ISPSの活動を行なっているが、この度QT3次まで進出しながらも、ファイナルに行けなかった選手たちに注目。彼らは公式戦に出る機会がなく、マンデートーナメント(本戦に出場するための予選)や地方の小さな規模の大会にしか出られない現状があるため、ツアー競技で戦うことが非常に難しい。だが、そんな選手の中にも久常涼選手のように、下部ツアーで3勝し、レギュラーツアーのシード権をも獲得できる才能ある選手がいる可能性もある。彼らにワンチャンスの希望を与え、戦える場所を作ろう、と、新規試合を開催することになった。
「マスターズ」週に、茨城県のロックヒルGCで3日間開催され、優勝賞金は200万円。上位2名は「ISPS HANDA欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」へ主催者推薦される。また、その次の15名までの選手には、秋に開催されるISPS主催のチャレンジトーナメントへ推薦されるという。
プロゴルファーとして生計を立てたいが、なかなかそのチャンスが巡ってこない選手に「ファイナルに行けなくても希望を捨てずに頑張ってほしい」とISPSがエールを送っている。
【大会概要】
●開催日時:4月6日(水)〜8日(金)
●コース:ロックヒルGCレイクコース(茨城県)
●賞金総額:1000万円
●優勝賞金:200万円(最下位にも3万円支給予定)
●出場人数:132名程度
●エントリーフィ:無料
●主催:一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)