Text & Photo/Eiko Oizumi
Photo/LIV GOLF
セントーサGCで行なわれている「LIVゴルフ・シンガポール」2日目は、初日を終えて単独首位のテーラー・グーチ(レンジゴーツGC)と2位のセルヒオ・ガルシアが通算13アンダーで首位タイに立った。グーチは、前週の「LIVゴルフ・アデレード」の個人戦で初優勝を遂げており、好調ぶりは持続中。一方のガルシアは、2018年にこの地で開催された「シンガポールオープン」で優勝しており、コースとの相性は抜群。この日も7バーディ、ノーボギーという安定したプレーぶりでスコアを7つ伸ばした。
なお、チーム戦では、レンジゴーツGC(ババ・ワトソンがキャプテン。テーラー・グーチ、ハロルド・バーナーⅢ、トーマス・ピータース)とハイフライヤーズGC(フィル・ミケルソンがキャプテン。キャメロン・トリンガーレ、ブレンダン・スティール、ジェイムス・ピオット)が首位タイに立っている。3位には全豪グループのリッパーGC(キャメロン・スミスがキャプテン。マット・ジョーンズ、マーク・リーシュマン、ジェッド・モーガン)がつけている。
「今日はあまり風が吹いていなかったので、スコアを伸ばしやすかったね。それに(救済措置で)フェアウェイでボールをピックアップできたので、1〜2打くらいは優しかったんじゃないかな。雨や嵐が来ると、毎回ボールは泥の中に埋まるから、いい決断だったと思う。そのおかげで、スコアを伸ばせた選手も多かったと思うよ」(セルヒオ・ガルシア)
「今日は素晴らしい1日だった。セルヒオと僕は一緒の組で楽しいラウンドができたし、我々のグループはみな調子がよかった。また僕のチームのレンジゴーツGCにとっても本当にいい1日だった。このままいけば、僕たちのチームが優勝しそうだし、それが1年中かけての目標なんだ。先週も良かったけど、なんとか今週勝てればいいね」(テーラー・グーチ)
LIVゴルフは54ホール(3日間)競技で、明日が最終日。2日目を終えて3打差以内に7人がひしめき合っているが、テーラー・グーチの個人戦2連覇となるか、あるいはセルヒオ・ガルシアの個人戦初優勝となるか、はたまた他の選手が猛追するか、明日の展開が楽しみだ。