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「明日以降に向けて、改善したいのはパッティング」
全米オープン、39位タイで決勝へ

Text & Photo/Eiko Oizumi

入ると脱出するのが難しいバミューダ芝の深いラフから、セカンドショットをする松山。

 「全米オープン」初日を終え、2オーバーの82位からスタートした松山英樹は、第2ラウンドで5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの69と、1つスコアを伸ばし(パー70)、通算1オーバー、39位タイで決勝ラウンドに進出した。

 10番からスタートした松山は、10番、12番でバーディを獲ったものの、14〜15番ホールから、一度は改善されたパッティングの調子が崩れ始め、思うようにパットを決めることができなかったという。

「ラインは読めていると思うが、昨日終わった後、改善されたものがまた崩れたので苦しかった」

 また、昨日はバンカーに入れることが多かったショットの調子は「昨日よりは良くなった」と言い、アイアンショットを若干変えたと語ったが、とんでもないミスが続けて出ているという。

「ティショットも安定した部分と、ミスしている部分がはっきりしていた」

 調子が悪いなりにもひとまず予選を通過し、決勝ラウンドを迎える松山は

「上が伸びちゃってるんで、今の自分の調子では難しいですけど、スコアを伸ばせるように頑張りたい。全部改善したいけど、特にパッティングですね」とコメント。週末の巻き返しを図る。

1番のティショットが右に曲がった松山。クラブハウスのバルコニーで松山のショットを見守るフレッド・カプルス(松山の右・白いシャツ)の姿も見える。
パットが外れ、悔しそうな表情を浮かべる松山。
ラウンドの途中で前の組と詰まり、同伴競技者のブルックス・ケプカ(左)、ローリー・マキロイ(中央)とともに座って休憩する松山。

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