Text/Eiko Oizumi
Photo/Yoshitaka Watanabe
初日の前半を1アンダーの34で折り返したものの、上がり2ホールでボギー、ダブルボギーを叩き、バック9を39として、通算2オーバー(73)で終了した金谷拓実。16番ホールまではリーダーボードの上位に名前が載っていただけに、非常に悔しいラウンドとなった。
「いいプレーをしていたんですけど、最後にちょっと崩れてしまったので、しっかり気持ちを切り替えて、明日に向けて頑張りたい」
16番ホールまでは1バーディ、ノーボギーという非常に安定したプレーを見せていた金谷だが、17番ホール(パー3)では、ティショットをグリーンの左奥に落とし、そこからアプローチしたものの、ピンから7メートルを残した地点にグリーンオン。そこから2パットのボギーを喫した。
また、18番ホールではティショットを右ラフに入れ、2打目で左のラフへ。グリーンを狙ったが、3打目をグリーン右手前のポットバンカーの中に入れ、バンカーのカベに接近しすぎていたため、脱出できないと判断。アンプレヤブルで1打罰を課して脱出し、ダブルボギーで最終ホールを終えた。
「16番まではいいプレーができていたんで、しっかり自信を持って明日また1日、頑張りたい」
「全英オープン」チャンピオンのアーニー・エルスとのラウンドとなったが、「本当に気さくに話してくれて、すごくプレーしやすかった」と金谷。明日もレジェンドとのプレーを楽しみつつ、気持ちを切り替えて再び上位を目指す。