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先週は母国スペインで家族とゴルフ
練習不足で8バーディ、ノーボギーと絶好調の
デビッド・プイグ

Text & Photo/ Eiko Oizumi

「シンハンドンヘオープン」初日を終えて、8アンダーの単独首位に立った、LIVゴルファーのデビット・プイグ。

  LIVゴルフでは、トルクGC(ホアキン・ニーマンがキャプテン)の一員として活躍中の、スペイン出身のデビッド・プイグ。「シンハンドンヘオープン」初日を8バーディ、ノーボギーの64で回り、単独首位に躍り出た。

「火曜日の夜に韓国に到着して、昨日は練習。まだかなり疲れているが、なんとかとてもいいプレーができた。コースは自分に非常に合っており、フェアウェイはソフトだが、飛距離のアドバンテージをいかせる」と語る。平均飛距離は306ヤードのプイグだが、真っすぐ、方向性のいい球を打てることも長所だ。

 彼の経歴を簡単に説明しておくと、アマチュア時代、2018年に日本で開催された「ジュニア・ワールドカップ」にスペイン代表として出場し、銀メダルを獲得。また、「ジュニア・ライダーカップ」にも欧州チームを代表して出場した。2021年「欧州アマチュア選手権」で3位に入賞し、昨年の9月、「LIVゴルフ・シカゴ」でプロ転向している。今年のLIVゴルフでの部門別スタッツを見ると、イーグル獲得率で2位、ドライビングディスタンスでは315.2ヤードで5位、平均パット数で2位と、飛距離とパットが群を抜いていることがわかる。

 ここのところLIVゴルフ以外に、アジアンツアーのインターナショナルシリーズにも出場しており、8月のセントアンドリュースでの大会を終えたあとに、母国スペインに戻り、家族と休暇を過ごした。8日間、まったくゴルフをやっていなかったそうで、「少々錆び付いているが、あまり考えすぎずにゴルフをやっている時の方が、いいプレーができたりするものだ」と言う。

 アジアンツアー、日本ツアー、韓国ツアー共催の「シンハンドンへオープン」でプロ入り後、初優勝を飾れるかどうかに注目が集まる。

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