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松山英樹が、タイガー・ウッズの記録に並ぶには
46歳まで続けないといけないこと

Text/Eiko Oizumi
Photo/Augusta National Golf Club

1打伸ばし、5オーバーの28位タイに浮上した松山英樹。

 「マスターズ」で10年連続で予選通過を果たした松山英樹が、第3ラウンドを4バーディ、3ボギーの71で回り、1つスコアを伸ばして28位タイまで浮上した。

「昨日に比べたら穏やかなコンディションだったんですけど、前半はうまくプレーができたかなと思います」

 昨日の強風に比べて風は収まったものの、グリーンは固く、速くなり、決してやさしいコンディションとはいえないが、第3ラウンドの平均パット数は1.39でアダム・スコットと並び、1位だった。

「昨日までよりはいいと思うんで、明日もうちょっといいゴルフができるようにしたい」

 さて、松山は今大会で連続予選通過記録を10回に伸ばしたが、一方、タイガー・ウッズは24回をマーク。ゲーリー・プレーヤー、フレッド・カプルスを抜き、「マスターズ」史上最多予選通過記録を達成した。それに対し、松山は

「とてつもない数字だと思うし、(自分が達成するまでに)あと14年ということは、46歳まで予選を通り続けないといけないと考えると、なかなか達成できるような記録じゃないと思います。その中でグリーンジャケットを5回もとっているというのは、本当にすごいなと思う」

と語った。2011年にアマチュアとして出場しローアマを獲って以来、12回出場し、予選落ちはプロ入り後初出場の2014年の1回だけ。そして2021年にはアジア人初の「マスターズ」優勝を飾った。

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