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地元の英雄に!
5月6日は「ジャスティン・トーマスの日」

Text/Eiko Oizumi
Photo/PGA of America

ケンタッキー州出身のジャスティン・トーマス。

  今年の「全米プロ」は、ケンタッキー州ルイビル郊外のバルハラGCで開催されているが、ケンタッキー州といえば、過去2回、「全米プロ」で優勝しているジャスティン・トーマスの生まれ故郷だ。現在は、フロリダ州に住んでいるが、両親は今もケンタッキー州に住んでいる。

 そんな彼は今週、地元のファンの応援を受けながらプレーし、今までになく感動したそうだ。

「ルイビルは僕にとって大切な場所だが、実際には自分が思っていた以上に大切な場所だとわかった。今日は、これまでのどの試合でも感じたことのないものを感じた。(ギャラリーから)たくさんのポジティブな励ましを受けたよ」

 今月の7日は、ルイビル市長から「ジャスティン・トーマスの日」との宣言を受け、ケンタッキー州の名誉大佐に任命されたそうだが、本人もまさかの任命に非常に驚き、感極まったという。ウォーターソンシティパークタワーズの大きな建物の側面には、「地元の英雄」としてバナーが展示され、称えられたが、そのバナーは数千人の通勤者が目にするものである。

 ここ最近不調気味で、メジャーでも昨年の「全米オープン」以降、予選落ちが続くトーマスだが、初日を69で回り、2アンダーでホールアウト。地元のファンの声援を受け、この調子で行けば、メジャー4試合ぶりに予選通過を果たすことになりそうだ。

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