Text & Photo/Eiko Oizumi
名門ラスベガスカントリークラブで開催される「LIVラスベガス」が2月7日に開幕。日本人唯一のLIVプレーヤーで、アイアンヘッズGCに属する香妻陣一朗は、3バーディ、1ボギーの通算2アンダーで回り、22位タイでホールアウトした。
朝の練習場でのショット練習時から「イマイチ、しっくりきていなかった」というショットの感覚は、ラウンド中も戻らなかったが、それでもアンダーパーをマーク。「明日からはもっと攻めていかないと、上位に行けないので、ショットの調整をして頑張ります」と言い、練習場に向かった。
なお、今週は8番ホール・パー3が「パーティホール」と称したエンタメホールとなっており、PGAツアーの「フェニックスオープン」の規模とは比べ物にならないが、スタンドがホールを囲い、大音量の音楽を常に流しながら、ビール片手に観戦するギャラリーに見守られながらプレー。選手の登場時には、各選手が選んだ曲が流れることになっているが、香妻は、アイアンヘッズGCのキャプテン、ケビン・ナが選んでくれた曲「Tokyo Drift(Teriyaki Boys)」と共に登場。「ケビンが選んでくれた曲は、誰もが知ってる曲だと思うし、気に入ってるので、今後もこの曲でいくつもり」と語った。
ホールアウト後には、世界のセレブ御用達ジュエラーとして有名なベン・ボーラー氏から、「LIVプロモーションズコイン」が贈られた。これは、昨年末にアブダビで行なわれたLIVゴルフの予選会を勝ち抜いた3人に贈られるコインで、18金のメッキをあしらわれたコインに、300個のダイヤモンドが散りばめられているという、とても贅沢なコイン。グリーン上でマーカーとして使うには、少々大きすぎるサイズだが、ボーラー氏は「これはLIVゴルフの選手証のようなもの。値段は言えないけど、とても高価なものだ」と語った。
ゴージャスコインをもらった香妻は、「ダイヤが入ってるってすごいですね!チェーンをつけて、ペンダントにしても良さそう」と嬉しそうだった。