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「今日の出来は40点」距離感が合わず、
スコアを伸ばせなかった香妻陣一朗

Text & Photo/Eiko Oizumi

個人戦ランキング1位のホアキン・ニーマン(左から2人目)と、昨年の全米プロシニア&全米シニアオープン覇者のリチャード・ブランド(右)と2日目のラウンドをともにした香妻陣一朗。

 初日を終えて、首位と3打差の5位タイにつけた、復帰2戦目の香妻陣一朗は、2日目のラウンドを終えて、1イーグル、2バーディ、2ボギーの70で回り、スコアを2つ伸ばして通算6アンダーの9位タイで終えた。なお、単独首位のブライソン・デシャンボーは、通算13アンダーでホールアウトしている。

 ショットの調子は引き続き悪くないものの、「今日はあまり距離感が合わず、ピンに飛んでいかなかったですね。スイング自体の調子はいい感じだけど、結構風がまばらに吹いていたので、距離感が合わなかったです」と香妻。今日のラウンドの出来栄えを聞いてみると、「40点です」と厳し目の採点だ。かろうじてトップ10圏内にとどまれたものの、もう少しスコアを伸ばせたはず、と悔しさが強い。今日は寒さの中でのプレーとなったが、幸い、腰痛がぶり返すこともなく、体調的には問題ないようだ。

 残すはあと1日。巻き返しを図るために、ポイントをできるだけ稼げるよう、上位フィニッシュを期待したい。

個人戦1位のホアキン・ニーマンと同組で対戦。「今日の彼は、あまりいいゴルフではなかった」
最終18番ホール(パー5)では、ラフから3Wで2オンを狙ったが、惜しくもグリーン手前までボールが転がり落ち、3オン2パットのパーで終わった。
ホールアウト後にホアキン・ニーマンと握手する香妻陣一朗。

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