Text/Eiko Oizumi
Photo/Getty Images

メジャー13試合目、「全英オープン」では5試合目で初めて予選通過を果たした金谷が、決勝ラウンドに臨み、5バーディ、3ボギーの69(2アンダー)で回り、通算1アンダーでホールアウトした。
予選ラウンドでは、いつも予選通過のプレッシャーがかかる中のプレーが強いられ、「自分らしいプレー」「当たり前のプレー」がしづらい状況ではあったが、決勝ラウンドに進出できれば、あとは上位を目指すだけ。金谷は一時、12位タイまで順位を上げたが、終盤に2つボギーを叩き、最終的には44位タイと順位を下げた。
「今日は風もあまりなかったし、グリーンも柔らかかったんで、スコアは出しやすい状況だった。ちょっと終盤にボギーが続いてしまったのは悔しいが、また明日、しっかりいいプレーをして終われるように頑張る」
今まで予選通過できなかった週末と、決勝ラウンドでプレーすることについての比較を問われると、
「土日に何もしないのは悔しいし、疲れる。久しぶりにプレーできるのは本当に嬉しい。決勝ラウンドに入ると、考えることは少なかったし、気持ちいい。優勝争いは関係ないから、こういうプレーになっちゃうけど、もっともっと上位でプレーしたら、より成長できると思うし、そのためにも日々頑張りたい」と語った。
「全英オープン」も残すところ、あと1日。 「明日も天気が悪いみたいですけど、しっかり自分らしいプレーを続けて、いい形で次につなげられるようなラウンドにしたい」と将来を見据え、金谷は明日のラウンドに臨む。