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「最終日は、トップ10を目指して頑張る」
               松山英樹

Text/Eiko Oizumi
Photo/Getty Images

3日目を、5バーディ1ダブルボギーの68(3アンダー)で回り、通算2アンダーとした松山英樹。

 決勝ラウンドに入り、2組目でスタートした松山は、3番でダブルボギーを叩いたものの、その後5つのバーディを奪い、通算2アンダーとして51位タイから、34位タイまで順位を上げた。

 3番ホール・パー3(181ヤード)は、砲台グリーンとなっているが、グリーン右横のラフにつかまり、そこから打った2打目のアプローチショットがグリーンの左下へ。3打目でグリーンをとらえて、2パットのダブルボギーとなった。だが、4番、5番で2連続バーディを奪い、ダブルボギーをすぐに帳消しにしたのはさすがだ。

「フェアウェイキープは、昨日の方がよかったし、バーディの数も昨日と同じだった。もう少しいいショット、いいパットができれば、トップ10くらいにはいけると思うので、そこを目指して頑張ります」

 昨日は、大学の後輩の金谷拓実がメジャー13試合目で予選通過を果たしたが(自身2回目の予選通過)、松山と同じスコアで上がったため、「金谷と同じ組みで回れるかも」と楽しみにしていた。だが、同じスコアで回っていた河本力が終盤にスコアを伸ばしたため、組み合わせがずれ、金谷と松山は1組違いの組で回ることになった。

「昨日は(ラウンド後に)会うことはなかったけど、よかったねと言いました」

 予選通過に苦しむ後輩を、過去6年間見てきた松山にとっても、金谷の予選通過は嬉しい出来事だったに違いない。

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