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自身のツアー最小ストローク「62」をマークし
単独首位に立った小斉平優和

Text/Eiko Oizumi
Photo/Yoshitaka Watanabe

初日、10アンダーで単独首位に立った、小斉平優和。

 今年は、「関西オープン」で5位タイに入り、現在ジャパンゴルフツアー賞金ランキング39位の小斉平優和が、自身のツアー最小ストローク「62」を記録し、「ISPS HANDA夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント」初日を単独首位で終えた。プロ転向10年目で、デビュー戦から9年目の小斉平にとって、初日に首位に立つのは初めてのことであり、今日獲得したバーディ数「10」は、自身のツアーベスト記録タイである。また、ボギーフリーのラウンドはツアー7回目で、今季は「関西オープン」の最終ラウンド以来、2回目の快挙だ。

「出だしからバーディー、バーディーで、いい流れで最後までいけたんでよかった。ショットもパットも全体的によくて、ショットは1ピンくらいについて、パットもほぼ入ってくれた。ハマったらいきそうな感じだったし、目標通りだった」

 ラウンド中は、自分の得意な距離で2打目を打てるように、ティーショットから戦略的に攻めたという小斉平。最終ホールで、「これを入れたら11アンダーか」という思いが頭をよぎったというが、惜しくも外し、パーで終えた。

 出場選手たちがバーディーを量産する中、自分も「毎ホール、ピンを狙っていった」というが、プレー中はゾーンに入っているという感覚でもなく、いつも通りにプレーしたと語った。周囲の選手のスコアを気にすることなく、自分のプレーに集中できた小斉平は、当初から4日間で30アンダーを目指していたという。 「今日よりもいいスコアで、明日も回りたい。緊張はない。勝ちたい」と平常心で語った。

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