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2013年以来のツアー3勝目に
向かって好発進の藤本佳則

Text & Photo/Eiko Oizumi

スポンサー推薦で出場したISPS契約選手の藤本佳則が、7バーディ、1ボギーの通算6アンダーをマークし、単独首位に立った。

 ISPS契約選手の藤本佳則が、「ISPS HANDA JAPAN-AUSTRALASIA CHAMPIONSHIP」初日を終え、7バーディ、1ボギーの66をマークし、単独首位に立った。

 午後スタートだった藤本がプレーする頃には、やや風が吹きはじめたが、それでも練習日までの強風に比べれば微風のようなもの。「吹いている時は吹いていたが、練習ラウンドの時よりも吹いてなかったので、回りやすかった」と語った。そして「昨日まではあれだけ風がきつかったので、今日みたいな風がない日は逆に(強風の中での練習を積んでいたので)難しかったですね」とも語った。

 7つ取ったバーディのうち、自身が最も満足していたのは、10番ホールのもの。「ほぼほぼOKについたバーディだった。ショットでバーディを獲りたいタイプなので、そこくらいかな。2打目は158ヤードでした」と藤本は満足げに笑った。

 かつてアマチュア時代には天才と呼ばれ、「日本オープン」でローアマにも輝いた藤本。松山英樹が東北福祉大に入学したのも、同大学ゴルフ部で活躍していた藤本に憧れて、というほどだ。2012年にプロデビューし、自身5戦目の「日本ゴルフツアー選手権」で初優勝。2013年には「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」で2勝目を挙げた。2019年まで8年連続でシード権を獲得していたが、2020〜2021年シーズンは、相次ぐ故障で獲得賞金ゼロに終わり、シード落ち。長らく苦しい時期を過ごしたが、昨年8月に行なわれた「ISPS HANDA夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」では6年ぶりに予選通過。その後の試合でも堅実に予選通過して、シード復帰まであと1歩に迫った。ACNツアー(下部ツアー)では賞金ランク14位になり、今季前半戦の出場権を獲得。復調の兆しを見せているところだった。

「去年も何試合かレギュラーツアーに出場して、そこそこ良かったところもあるので、そういう意味では戻って来てるんじゃないかなと思いますね」

 天才肌の藤本が再び目を覚まし、自信を取り戻してプレーすれば、13年ぶりにツアー3勝目を見られるかもしれない。しかもスポンサーであるISPSの大会で復活優勝すれば、ISPSの半田晴久会長も喜ぶことだろう。明日以降の藤本のプレーに注目だ。

第1ラウンド成績

①藤本佳則    −6
②J・マーケザニ  −5
 D・ゲール
 岩﨑亜久竜
 K・コボリ
 鍋谷太一 
⑦小斉平優和   −4
 K・マウントキャッスル
 L・パーカー
 片岡尚之
 N・ワトニー
 岡田晃平
 J・マッケンジー
 佐藤大平
⑮稲森佑貴    −3
  比嘉一貴

ISPS契約選手の鍋谷太一も藤本に1打差の5アンダー、2位タイにつけている。その他日本人勢で2位タイには、岩﨑亜久竜も名を連ねている。

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