Text & Photo/Eiko Oizumi

ISPS契約選手の藤本佳則が、「ISPS HANDA JAPAN-AUSTRALASIA CHAMPIONSHIP」初日を終え、7バーディ、1ボギーの66をマークし、単独首位に立った。
午後スタートだった藤本がプレーする頃には、やや風が吹きはじめたが、それでも練習日までの強風に比べれば微風のようなもの。「吹いている時は吹いていたが、練習ラウンドの時よりも吹いてなかったので、回りやすかった」と語った。そして「昨日まではあれだけ風がきつかったので、今日みたいな風がない日は逆に(強風の中での練習を積んでいたので)難しかったですね」とも語った。
7つ取ったバーディのうち、自身が最も満足していたのは、10番ホールのもの。「ほぼほぼOKについたバーディだった。ショットでバーディを獲りたいタイプなので、そこくらいかな。2打目は158ヤードでした」と藤本は満足げに笑った。
かつてアマチュア時代には天才と呼ばれ、「日本オープン」でローアマにも輝いた藤本。松山英樹が東北福祉大に入学したのも、同大学ゴルフ部で活躍していた藤本に憧れて、というほどだ。2012年にプロデビューし、自身5戦目の「日本ゴルフツアー選手権」で初優勝。2013年には「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」で2勝目を挙げた。2019年まで8年連続でシード権を獲得していたが、2020〜2021年シーズンは、相次ぐ故障で獲得賞金ゼロに終わり、シード落ち。長らく苦しい時期を過ごしたが、昨年8月に行なわれた「ISPS HANDA夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」では6年ぶりに予選通過。その後の試合でも堅実に予選通過して、シード復帰まであと1歩に迫った。ACNツアー(下部ツアー)では賞金ランク14位になり、今季前半戦の出場権を獲得。復調の兆しを見せているところだった。
「去年も何試合かレギュラーツアーに出場して、そこそこ良かったところもあるので、そういう意味では戻って来てるんじゃないかなと思いますね」
天才肌の藤本が再び目を覚まし、自信を取り戻してプレーすれば、13年ぶりにツアー3勝目を見られるかもしれない。しかもスポンサーであるISPSの大会で復活優勝すれば、ISPSの半田晴久会長も喜ぶことだろう。明日以降の藤本のプレーに注目だ。
第1ラウンド成績
①藤本佳則 −6
②J・マーケザニ −5
D・ゲール
岩﨑亜久竜
K・コボリ
鍋谷太一
⑦小斉平優和 −4
K・マウントキャッスル
L・パーカー
片岡尚之
N・ワトニー
岡田晃平
J・マッケンジー
佐藤大平
⑮稲森佑貴 −3
比嘉一貴





