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【ゴル経】ゴルフ経済がビジネスのヒント! 第30回 日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」のチケット収入と今年以降の新規大会開催について

©Koji Kitamura

 

ゴルフの経済を知ればビジネスのヒントも見つかる!

今回のテーマは「気候変動に対策 インドアゴルフ&ナイターゴルフ」です。

2024年のチケット収入は5億円超。
今年の新規スポンサーの負担額は、合計30億円?!

Illustration/Koji Kitamura

日本男子ツアーの低迷が続く中で、日本で唯一開催されていたPGAツアーの「ZOZOチャンピオンシップ(以下ZOZO)」は多くのギャラリーを集めた。
2019年第1回大会から2024年の第6回大会まで、コロナ禍による2020年第2回大会の米国開催を除き、千葉県の習志野CCで開催。
2019年にタイガー・ウッズが優勝した時は、2日間の悪天候による順延もあったが4万3777人。
2021年松山英樹優勝の第3回大会ではコロナ禍で人数制限があったが1万8890人。
2022年キーガン・ブラッドリー優勝の第4回大会では3万2229人。
2023年コリン・モリカワ優勝の第5回大会では2万9752人。
そして契約最終年の2024年第6回大会では3万4276人のギャラリーを集めた。
ちなみに、2024年東京GCで開催された国内男子メジャー「日本オープン」の入場者数は1万5677人である。
この数値を見ただけでも、「ZOZO」がいかに多くのギャラリーを集めたかがわかるだろう。
チケット収入は公表されていないが、大会期間中のチケットは1万~2万8000円で平均1万5000円と想定すると、2024年のチケット収入は5億円を超える。
日本男子ツアーの入場収入とは、大きな違いである。
「ZOZO」の賞金総額は850万ドル(約12億7500万円)、優勝賞金153万ドル(約2億2950万円)でチケット収入だけで優勝賞金を賄えることになる。
世界のトップ選手が集まり、その技術を競う大会は、観る価値がある証しである。

昨年12月、新規スポンサーを得て、今年以降も日本でPGAツアーが開催されることが都内で発表された。
その名も「ベイカレントクラシック」。
日本最大級の総合コンサルティングファームである、株式会社ベイカレントが、PGAツアーと複数年契約を締結し、神奈川県の横浜CCで大会を開催することになった。
記者発表で松山英樹は「来年以降、どうなるのかなと心配していたが、ベイカレントさんが試合を開催してくださって、これからゴルフで頑張ろうという人にはすごく影響のある大会。2025年はこの大会に勝つことが目標だ」と語った。

まだ日程や契約年数などは明らかになっていないが、ひとまず日本のファン、選手たちにとって朗報となったことは間違いない。

Text/Hirato Shimasaki
Illustration/Koji Kitamura

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